福岡の女子大学|筑紫女学園大学
中国留学-大塚(菜)さん
中国留学-大塚(菜)さん
- 2025年11月13日 -
中国留学が開始してから2ヶ月が経ちました。今月はサークルに入るという大きな挑戦をしました。中国に来てはじめの1ヶ月間は、自分の中国語に対する不安や中国の生活に慣れることで精一杯でした。毎晩、大学内のグラウンドで散歩しながら横目でバレーボールサークルを見て「どうやって声をかけよう」「今は不安だから後期から参加しよう」などなかなか勇気が出せずにいました。しかし、このままでは留学の意味がないと感じ、中国人の友人に手伝ってもらいながら、バレーボールサークルの方と連絡を取ることができました。申し込みの時期が少し遅かったため正式な入部はできませんでしたが、練習には参加させてもらえることになりました。サークルは平日のみでほぼ毎日活動しています。木曜日が正式な練習日で、それ以外の日は希望者が集まって気軽に練習をしています。バレーボールを通じて中国人の学生と交流することができ、中国語を使う機会も増えました。スポーツを通じた交流は思っていたより自然で、言葉の壁をあまり感じずに楽しめています。
授業のほうでも、中国舞踊の中間試験がありました。中国舞踊の授業では、中国の学生と中村さんの10人グループで練習をし、発表しました。体験したことのない中国舞踊で緊張しましたがとても良い経験になりました。再来週には日本語高級の中間テストもあるので、放課後や週末はカフェに行って中国語から日本語、日本語を中国語へ正しい文法を使って翻訳する勉強をしています。
また、休日には留学生たちとは上海の有名な夜景を見に行ったり、日本語学科の学生の子たちとは食事に行き、広東省の伝統的な早茶を体験しました。点心やお茶を飲みながら中国語と日本語で会話を楽しむ時間はとても貴重な時間でした。
この二ヶ月を振り返ると、中国の文化や人々の温かさに触れる機会が多く、毎日が新しい発見の連続です。まだ中国語でうまく話せないことが多いですが、少しずつ慣れてきて、会話を楽しめるようになってきました。これからも積極的に人と関わりながら、中国での生活をより充実させていきたいと思います。


