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韓国留学-森野さん
韓国留学-森野さん
- 2025年08月12日 -
7月はソウルを観光し、美味しい韓国料理をたくさん楽しみました。その中でも特に印象に残ったのが、「タッカンマリ(닭한마리)」という鍋料理です。東大門には「タッカンマリ横丁」と呼ばれる専門店が並ぶエリアがあり、今回初めて訪れました。
「タッカンマリ」とは韓国語で「鶏1羽」という意味で、その名の通り、鶏を丸ごと煮込んだシンプルな鍋料理です。鶏の旨みが染み出した優しい味わいで、日本の水炊きに似ていますが、食べ方が大きく違います。一般的には「タデギ」と呼ばれるタレをつけて食べます。このタレは用意されているものだと思っていたのですが、今回訪れたお店では、自分でタレを作るスタイルでした。テーブルには唐辛子のペースト、醤油、お酢、マスタードが置いてあり、それらを自分好みに混ぜて作るのですが、分量のバランスが難しく、思ったより辛くなってしまったり、酸味が強すぎたりと、なかなか一発ではうまくいきませんでした。それでも、自分で調整しながら味を作っていく楽しさがあり、とても良い体験になりました。次回はもっと上手にタレを作って、さらに美味しく味わいたいです。
韓国人の友人に聞いたところ、韓国では夏にあえて熱い料理を食べる習慣があるそうです。サムゲタンやユッケジャン、コムタン、そしてタッカンマリなどが、夏の暑さを乗り切る定番メニューだそうです。「以熱治熱(イヨルチヨル)」という、体を内側から温めて汗をかき、体温を下げて涼しさを感じる考え方があると教えてもらいました。日本で鍋料理などの熱いものは、冬に食べるイメージが強いので、とても新鮮な体験でした。実際に私も食べ終わる頃には汗がじんわりと出て、逆に体がスッキリと涼しく感じられました。
韓国での生活も5ヶ月が経ち、だいぶ韓国の文化や暮らしに慣れてきました。毎日が新鮮で、とても充実した日々を過ごしています。今月は一時的に日本へ帰国する予定なので、久しぶりの日本の生活もゆっくりと満喫したいと思います。



