いま福岡で話題の人気の女子大学|筑紫女学園大学

【社会連携センター】公開講座を実施しました

【社会連携センター】公開講座を実施しました

- 2024年10月25日 -

10月6日(日)九州国立博物館1階ミュージアムホールにおいて、『アジア伝統音楽の力~ジャワのガムラン演奏体験~』を開催しました。
講師は元筑紫女学園大学教授 田村 史子先生とインドネシア、スロカルト王家楽団長のサプトノ先生、本学非常勤講師 石橋 へルミンダワティ先生です。

前半の講座では石橋先生より、「現代インドネシアのガムラン事情ースンダのジャイポンアンの思い出ー」の題目でご講話いただきました。先生はインドネシアのスンダ地方のご出身で、小学校の頃から地元でジャイポンという踊りを習っていたそうです。空手の要素が混じったジャイポンの踊りは、ガムラン演奏とともに今でも結婚式などで披露され、祝いの席を盛り上げてくれるそうです。
子供にもわかりやすい内容のおかげで、インドネシア文化がぐっと身近になったようでした。

後半のガムランワークショップでは、はじめに田村先生とサプトノ先生のご指導のもとで3曲の演奏があり、その後は参加者が楽器体験にチャレンジしました。演奏担当は、民族衣装をまとった筑紫女学園大学のガムラン部とガムラン演奏グループPratiwiのメンバーです。
観光で来られていた方も、ガムランの音色に釣られて次々とホールへと足を運び、演奏体験では子どもから大人、飛び入りで海外の方も参加されました。音楽を聴く際、皆さんに配られた楽器の名前が書かれた紙を見ながら、ガムラン演奏を真剣に静かに聴かれていました。ワークショップの前半は、何をすればよいのか戸惑っている様子でしたが、「5・3・5・3」など指揮者の声に合わせてガムラン部の学生から1つ1つ丁寧に教わりながら、楽しそうに演奏されていました。
最後には参加者全員で合奏することができました。海外の方はビデオ通話でご家族にもガムランの演奏を配信されており、とても楽しまれていた様子が見受けられました。

[報告・撮影]人間科学科 心理コース 2年 福澤 果音

筑女のTOPページに戻る