福岡の女子大学|筑紫女学園大学

【公開講座】「クロスオーバーアジア塾『本の生まれる磁場ーイギリス、インド、福岡ー』①口承から印刷へ〜英国バラッドの楽しみ方」

【公開講座】「クロスオーバーアジア塾『本の生まれる磁場ーイギリス、インド、福岡ー』①口承から印刷へ〜英国バラッドの楽しみ方」

- 2025年11月06日 -

 111日(土)、2025年度の文学部公開講座クロスオーバーアジア塾「本の生まれる磁場ーイギリス、インド、福岡ー」の第1回目の講座が、4号館図書館内cjコモンズで開催されました。
今回の講師は、英語学科の宮原牧子先生、題目は「口承から印刷へ〜英国バラッドの楽しみ方」でした。バラッドの歴史だけでなく、先生がメンバーとなっている「英国バラッド詩アーカイブ」の活動紹介、詩の朗読、音楽の鑑賞など、様々な面からバラッドの魅力を深く知ることができました。

バラッドは大きく「伝承バラッド」と「プロの詩人によるバラッド詩」に分けることができるそうです。「伝承バラッド」とは、15世紀にロードシートという一枚刷りの印刷物として商品化されるようになったブロードサイドバラッドを、もう一方の「バラッド詩」とは、18世紀にイギリスの学者がバラッド写本を収集して出版したことがきかっけで、詩人たちが伝承バラッドの形式やモティーフを取り入れて作った詩のことだそうです。
とくに記憶に残ったのは、伝承バラッドとバラッド詩の違いが「リフレイン」にあることを、The Twa Sistesという歌を朗読しながら説明していただいたことです。何度も繰り返される同じ文句が、歌が進行するにつれ、しだいに違う意味合いを持ってくることがわかりました。現代のミュージシャンによるこの詩の曲も聞かせていただきました。

不思議な物語の中に誘い込まれるような世界観に、聴講していた皆さんもしばし浸ることができていたようです。(小林 知美)

 

みんな来てね!オープンキャンパス/各種イベント情報