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文学部日本語・日本文学科

6/8(日)オープンキャンパスにて説話翻刻ワークショップを開催しました

- 2025年06月13日 -

 6月8日(日)にオープンキャンパスを開催いたしました。ここでは日本語・日本文学科の説話翻刻ワークショップの様子を紹介します。

 恒例となりつつある説話翻刻ワークショッップ。今回は元禄二(1689)年に出版された『浄土勧化三国往生伝』のうち、「猿」に関する説話を翻刻しました。「翻刻」とは、写本や古典籍などを読み取りそのまま活字化(テキスト化)する作業のことです。

 説話の内容は、猿回しの飼っていた老猿が主人のマネをして合掌して念仏し、死んだ後に夢に出てきて「おかげさまで極楽往生しました」とお礼を述べるというものでした。「念仏スル体(テイ)ニテ口ヲ動(ウゴカ)ス」という仕草が、ちょっぴり可愛いと感じた人もいたことでしょう。難読漢字や合略仮名に戸惑いつつも、4年生の先輩たちの助けを借りつつ、熱心に翻刻に取り組んでいただきました。翻刻の楽しさを満喫できたのではないかと思います。

 中学校・高等学校の国語教員、日本語教員を目指したい人、文学が大好きな人、読書が大好きな人にとって、筑女の日本語・日本文学科は最適の環境です!
 次回のオープンキャンパスは、7月12日(土)です。説話翻刻ワークショップも,もちろん開催します。また,ミニ講義では、人見誠准教授による国語教職に関わる講義を予定しています。是非とも、日文での学びを体験してみてください。

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