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文学部日本語・日本文学科

4/19(土)オープンキャンパスを開催しました

- 2025年04月25日 -

 4月19日(土)オープンキャンパスにて、文学部 日本語・日本文学科では説話翻刻ワークショップを開催しました。今回は寛文元(1661)年に出版された片仮名本『因果物語』のうち、「蛇」に関する説話を翻刻しました。「翻刻」とは、写本や古典籍などを読み取りそのまま活字化(テキスト化)する作業のこと。参加高校生の皆さんには、はじめての翻刻にチャレンジしていただきました。

 

 説話の内容は、亡くなった妻が蛇になって夫の首に巻きつくという恐ろしいものです。しかし、周りの人があまりに怖がるので仕方なく首に手ぬぐいを巻いた、というのは少し滑稽でしたね。難読箇所もありましたが、3年生と4年生の先輩たちの助けを借りつつ翻刻の楽しさを実感できたのではないかと思います。
 翻刻ワークショップ終了後は、相談ブースにて高校生の皆さんの疑問・質問に答えるコーナーを設けました。先輩学生を含め、大学の雰囲気、授業、取得できる資格、サークル、学生寮などについて、和気あいあいと話がはずみました。
中高の国語教員、日本語教員を目指したい人、また「とにかく本が好き!」という人にとって、筑女の日本語・日本文学科は最適の場所です!

次回のオープンキャンパスは、6月8日(日)に開催されます。6月オープンキャンパスでは、いよいよミニ講義(近現代文学)がはじまります。また、翻刻ワークショップでは「猿」の説話を翻刻する予定です。是非とも、日本語・日本文学科の学びを体験してみてください。

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