いま福岡で話題の人気の女子大学|筑紫女学園大学
「教師」になるために -大学では学べないこと-
- 2024年11月28日 -
みなさん、小学生(おそらく4年生か5年生)のとき、学校を離れ泊りがけで「宿泊体験学習」に出かけたことがありませんか。おそらく、ほとんどの人が経験しており、たくさんの思い出があると思います。


では、「宿泊体験学習」を行う目的(ねらい)は何でしょうか。教師の立場で考えてみましょう。

仲間との協同、集団生活のルールやマナーの体得、自然との触れ合い…。いろいろありそうですね。どれも子どもの成長に欠かせないことです。


しかし、大学の授業だけでは、教師として、こうした活動や体験を計画・指導する力を身に付けることは難しいです。

そこで、初等教育コースでは「『宿泊体験活動』の指導法」を身に付けるためのプログラムを作っています。これは、学生自身が宿泊活動をしながら、教師と子ども役に分かれて、仲間づくりの指導やハイキング、野外調理などの活動を進めるプログラムです。


今年度は篠栗町にある「福岡県社会教育総合センター」をお借りして実施しました。所員の方から教えていただいた、子どもを引率し「宿泊体験学習」に臨むポイントや各活動の進め方を生かし、2日間、教師の立場で「現地でしかできない貴重な学び」をすることができました。
