五感で体験、心で学ぶ ― 宝満山で見つけた“先生のたまご”の学び ―

人間科学部 初等教育・保育専攻 初等教育コース

にこにこ講座:五感で感じる自然体験!宝満山編

- 2025年11月10日 -

筑紫女学園大学の「にこにこ講座」は、幼稚園の先生、保育所の先生、小学校の先生、特別支援学校の先生をめざす学生のための、体験を通して学ぶプログラムです。
子どもたちの成長には、「見て、聞いて、触れて、感じて学ぶ」ことがとても大切。
その大切さを理解するために、学生たち自身が自然の中で“感じる”“気づく”“考える”時間を大切にしています。

今回は、太宰府市と筑紫野市にまたがる宝満山に登りました。
「神が降り立つ山」として知られ、九州でも人気の高い登山スポットです。
早朝の雨が上がり、澄んだ青空と木々の香りに包まれて登山スタート!
木漏れ日の中でヒキガエルを見つけたり、名物の「100段ガンギ」を数えたら101段だったり!?
そんな小さな発見にも笑顔があふれました。

膝に効く石段や鎖場も、仲間と声を掛け合いながら全員でクリア。
山頂では、博多湾まで見渡せる絶景が広がり、登りきった達成感に感動!
すれ違う登山者との「こんにちは!」の一言にも、自然の中で人と人がつながる温かさを感じました。

こうした体験は、子どもに寄り添う感性や、自然を生かした教育を考える力を育てます。
先生をめざす学生たちにとって、今回の登山は「体験から学ぶ」ことの意味を実感できる、忘れられない一日になりました。

みんな来てね!オープンキャンパス/各種イベント情報