小学校教諭を目指す学生の体験的活動

ちくりん学 (陶芸)
- 2025年11月07日 -

小学校図画工作の授業では、焼成粘土を使った題材があります。
学生に尋ねると「出かけた先で陶芸体験をしたことがあります。でも、言われたとおりにしただけで、指導するのは不安です。」という声が少なくありません。
そこで、「ちくりん学」で、焼成粘土を使った内容はどう指導したらよいのか、ポイントは何かという視点を大切にした時間を設定しました。
まず、油粘土と焼成粘土の違い、完成までの制作手順、それぞれの指導内容・指導のポイント、汚水槽や下水をできるだけ汚さない片付け方を学びます。
次は、いよいよ制作。
たたらづくり、ひもづくりこの2つの技法をつかって皿やコップ等をつくりました。
すぐ完成しそうですが、つなぎ目に空気が入らないようにしたり確実に接着したりする。そして、表面をきれいに整えていくとあっという間に時間が過ぎていきました。
しかし、完成した作品を眺めながら「うーん、我ながらよくできた。」「満足」という声が多々聞こえました。
完成後、乾燥・素焼きのため窯に入れました。

どれも割れずに素焼きができてますように。




