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文学部英語学科

「FUKUOKA IS OPEN~世界から選ばれる福岡県を目指して~」福岡県の多文化共生政策について学びました!

- 2024年12月15日 -

12月6日(金)「異文化探求PBL」の授業に福岡県国際政策課の渡邊翔太さんをお迎えしました。この授業は、留学生と日本人学生の混成グループが3つのプロジェクトに参加し、リーダーシップスキルや文化の異なる他者と協働に必要な知識や力を育む授業です。

学期の終盤を迎え、最後のプロジェクト「共生のための提案」に入る前に、地域の現状と取り組みを学習するため、多文化共生政策のプランニングに携わっておられる渡邊さんに講義をしていただきました。

講義では、まず福岡県の多様性を示す様々なデータが紹介され、福岡県は日本で9番目に外国籍の方が多く住んでいることや、他地域と比べ留学生の割合が高いことなどが示されました。次に福岡県の特色ある取り組みとして、海外に向けた情報発信のための多言語ポータルサイト「FUKUOKA IS OPEN」の開設や外国籍の方々の日常の悩みを解決するための24言語によるワンストップサービス「FUKUOKA IS OPENセンター」の設置とその機能などを紹介していただきました。こちらのセンターでは、日本の生活に不慣れな外国籍の方々が悩みや問題をスムースに解決できるよう、関連諸機関の担当者が集結し、垣根を越えて連携しながら支援を提供されているそうです。このような取り組みは他県でもあまりないとのことでした。

講義はインタラクティブな形式で、学生からの質問やコメントを入れながら進められました。参加者からは「外国人旅行客が急増していることは肌で感じていたが、外国籍住民がこんなに多く住んでいるということを知らなかった」や「多文化共生のためには、外国籍の方への支援だけでなく、一般市民の異文化理解を促すための働きかけがもっと必要ではないか」など多くの意見が出されました。福岡県の多文化共生政策を学んだ学生は、次週より海外の多文化共生政策に関する調査を行い、最終週のグループ発表で共生社会をめざす取り組みを提案します。

最後に、福岡県企画・地域振興部国際局国際政策課の渡邊翔太様ならびに「ふくおか県出前講座」担当の皆様に深く感謝申し上げます。

サイト FUKUOKA IS OPEN

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