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努力の上に花が咲く 教科教育法 図画工作

小学校教諭、特別支援学校教諭を目指す初等教育コースの学生にとって、授業力を高めることは大変重要なことです。
本学では、様々な教科において、学生が先生役となって授業を行う「教科教育法」という科目があります。
今回は、その一つである「教科教育法 図画工作」を紹介します。

授業をするのには授業をどのように展開するかという計画を書いた「指導案」が必要です。
この指導案は、自分が子どもと同様に作品をつくりながら、子どもにつけられる力、授業の初めから終わりまでの流れ、子どもが困る点と支援、などを考えつくり上げます。
空きコマを使ってメンバーで考えても残る疑問などは、教員に相談・指導してもらったり、授業の練習をしたりして本番を迎えます。

こうやって準備した後、いよいよ授業。
「昨日、発問などを考えていたら、緊張して眠れませんでした。」という学生もいますが、いざ授業が始まると堂々と先生役をしています。
授業後は「努力した甲斐がありました。」
と笑顔いっぱいの学生たちです。

授業後の笑顔

前期の授業「ICT機器活用法」で、教育現場で対応できるICT関連の利活用を学びました。
プログラミング的思考を育む授業の一環として、車型ロボット「mBot」を使った実習を実施しました。


授業ではまず、Scratchというビジュアルプログラミング言語を使って、プログラムの基本的な考え方を学習。
授業前にmBotの組み立てに挑戦する学生の姿も。
この日は、mBotを動かす様々なプログラムに挑戦しました。

学生たちは、mBotを基本的に動かす方法から、障害物を回避する動きまで、試行錯誤を重ねながら楽しく学んでいました。
苦手意識を持っていた学生も、興味深く取り組む姿が印象的でした。

このような学びは、今後小学校におけるSTEAM教育にもつながる重要なステップです。
教育現場で活用できる様々な力を身につけるため、学生たちは日々成長を続けています。

幼稚園教諭や保育士を目指す2年生が、ハンドベルの合奏、子どもが使う楽器での器楽合奏、リトミック活動を行いました。
合奏やリトミックも、幼稚園や保育園でもよく行われる表現活動です。
学生たちは、子どもにとって「できるようになる」ことだけではなく「経験し体験することが大切」という意味を学びながら、楽しんで活動に取り組んでいました。

授業では、実際経験するだけではなく、保育者としての表現力や感性を育む時間ともなりました。
受講生からは
「協力して音を奏でることの楽しさを感じることができました」
「保育者自身が楽しんでないと子どもたちは楽しくないということを改めて考えさせられました」
という声が聞かれました。
活動の様子を少しだけ動画でご紹介します。

7月21日、筑紫女学園大学幼児保育コースの4年生が音楽劇の発表を行いました。
来年4月から、保育士や幼稚園教諭として活躍することを目指す学生たちが、日頃の学びの成果を舞台で披露しました。

Aクラスは「シンデレラ」、Bクラスは「ブレーメンの音楽隊」を上演。
学生たちは、演技・歌・ダンスを通して、子どもたちに夢と感動を届ける素晴らしいステージを作り上げました。

当日は多くの子どもたちと保護者の皆さまにご来場いただき、会場は笑顔と拍手に包まれ、大盛況となりました。

ご来場いただいた皆さま、応援いただいた皆さま、温かい応援をありがとうございました。
学生たちにとって、貴重な経験と大きな励みになりました。

8月19日(月)より、本学の教員採用試験対策夏合宿がスタートしました。
今年の合宿は、福岡県宗像市の「グローバルアリーナ」にて、2泊3日の日程で実施しています。

初日は、教育心理など教職に必要な知識を深める講義が中心。
学生たちは真剣な表情で学びに取り組み、教師になる夢に向けて一歩ずつ前進しています。

今日、2日目の朝は、ラジオ体操で元気にスタート!
その後は、面接練習や模擬授業の実践など、実践的なプログラムが続きます。
夕方には、学生主体で企画されたレクリエーションも予定されており、仲間との交流を深めながら、心身ともに充実した時間を過ごしています。

小学校教員や特別支援学校教員を目指す学生たちが、仲間と一緒に互いに刺激を受けながら成長していくこの合宿。
最終日まで、学びと挑戦が続きます!

筑紫女学園大学では、8月10日にオープンキャンパスを開催。
初等教育コースでは、小学校教員や特別支援学校教員を志す高校生を対象に、ミニ講義・体験コーナー・展示を通じて、教育の現場をリアルに感じられるオープンキャンパスを開催しました。

■ ミニ講義:「あなたは、アナログ派?デジタル派?じつは異なる学び方!」
講義では、「すべての人に得意な学び方がある」というテーマのもと、自分の学び方を知る体験を通して、教育の奥深さに触れました。
「自分の得意な学び方って何だろう?」と考えることで、先生の役割ややりがいについても理解が深まりました。

■ 体験コーナー:「教育×AI 小学校の単元テストづくり体験!」
高校生たちは、小学校の教科書を参考にしながら、生成系AIを活用して単元テストを作成する体験に挑戦。
先生がどのような視点で教科書を読み解くのか、AIを使う際の注意点なども学びました。
働き方改革にもつながる利用法を学び、教育の未来を考えるきっかけとなりました。

■ 展示コーナー:「廊下に現れたスイミー」
廊下に展示された学生制作の『スイミー』の作品には、来場者から感嘆の声が。
体験コーナーの後には、高校生や保護者が在学生や教員と熱心に話を交わす姿も見られ、在学生の時間割、学生生活、学びの内容に興味津々の様子でした。また、特別支援教育のコーナーで、特別支援教育専門の教員に質問する高校生の姿もたくさん見られました。

 

次回のオープンキャンパスは8月23日(土)!
お申し込みはこちらから

「学習ゲーム創造」筑女プロジェクト
~小学校の先生になって小学生が楽しく学べる授業をつくろう~

筑紫女学園大学では、7月19日・20日にCJサマーキャンプを開催しました。
初等教育コースでは、小学校教員を目指す高校生を対象に、
楽しみながら学習できる授業づくりを目指して、学習ゲームをつくりました。

■1日目
〇 開会行事

初めて顔を合わせる人たちばかりなので、
まず自己紹介や簡単なゲームを通して緊張をほぐしました。
あっという間に、笑顔で話し合う姿が見られました。
その後、2日間の流れや目標をつくりました。

〇活動グループづくり
どの教科のゲームをつくるかを、教科書を見て考え、2・3名ずつのグループに分かれました。

〇昼食
メンバーと大学生のスタッフや教員が一緒に、学食で昼食をいただきました。
「おいしかったぁ」という高校生の声に対し「そうやろ、おいしいやろう」という大学生。

〇ゲームづくり1
つくるゲームの単元やゲーム内容を話し合って決めます。
それぞれが意見を出し合い、高め合っていきます。大学生スタッフも、
必要に応じて助言しますが、「高校生の発想、すごすぎる。」と言う大学生でした。
話がまとまったところから、制作に入りました。

■2日目
〇ゲームづくり2

昨日の続きを制作します。
帰宅後、ゲームの問題を調べて作ってきたり、新たなアイディアを考えてきたりと、
楽しいゲームにしようと主体的に取り組む姿が見られます。

〇昼食
昨日より打ち解けたので、
「筑女にきてよかったと思いますか。」「授業や先生達はどうですか。」
など、高校生が学生スタッフに色々な質問をしていました。

〇体験1
小学生になったつもりで、互いのゲームで遊びます。
そして、遊んで気付いたよさや改善したらよい点等、感想や意見を交換します。
こうすることで、作成者が気付いていなかったことを改良しやすくなります。

〇体験2
改良したゲームでもう一度遊びます。
「さっきより、楽しくなった。」という声があちこちから聞こえ、つくった人たちも大変満足そうです。
できあがったゲームはどれも素晴らしく、このまま小学校の授業で使っても、
子どもたちが楽しく遊びながら学べるものばかりでした。

〇振り返り・終了式
1日目に自分たちでつくっためあてをもとに、2日間を振り返ります。
「最初は仲良くできるか、うまく作れるか不安だったけど、
皆で協力することで楽しいゲームをつくることができました。」
「自分の考えを出すのは苦手だったけど、こんなに楽しいゲームをつくれたのは、
互いに意見を出し合ったからです。これから、もっと意見を言おうと思いました。」
全員が2日間の活動を通して成長したことを実感してくれていました。
「素敵な先輩(大学生)たちの姿を見て、私もこうなりたいと思いました。」
と書いてくれた高校生もいて、学生スタッフの魅力にも気付いてもらえたのが嬉しかったです。

筑紫女学園大学では、あなたの興味関心をもとに、“私の好き”をたくさん見つけ、
もっと“私らしく”楽しめるように、学内外での広く深い学びの機会を設けています。
今回は、その機会の一つ「ドアーズ科目」の中にある
初等教育コースが実施している「ちくりん学」についてお知らせします。

初等教育・保育専攻 マスコットキャラクター「ちくりん」

「ちくりん学」は、自信をもって情操教育を推進できる小学校教員育成を目的に、音楽、図画工作、体育の内容を含んだ科目です。
今回は、今、小学校の図画工作科や社会的にも取り上げられている「対話型鑑賞」について、福岡アジア美術館で学芸員さんから学びます。
まず、対話型鑑賞の目的や方法についての説明を聞きました。

その後、グループに分かれ展示室に行き、ファシリテーターのボランティアガイドさんと一緒に作品を見ながら、対話型鑑賞を行いました。
1枚目は、作品を見て感じたことを言うのもスムーズにできませんでしたが、
回数を重ねるにつれ、感じたことをストレートに話したり、他の人の発言に刺激されたことをまた伝えたりできるようになってきました。

1班 1枚目の鑑賞

2班 1枚目の鑑賞

1班 2枚目の鑑賞

2班 2枚目の鑑賞

鑑賞後は、ボランティアさんにお礼を言って、もう一度、対話型鑑賞の意義について説明を聞き、解散となりました。

参加した学生の感想を載せます。
今回自分感じた有意義な時間を、小学校教諭となった時に子どもたちに味わわせるくれるものと信じています。

・対話型鑑賞の回数を重ねていくにつれて、視点が増えたし人の考えを聞いて新たな視点ができ、
たくさん考えて集中しすぎて疲れましたが、時間があっという間に過ぎました。
グループの子の意見を聞くと物語のように繋がったり分岐点みたいなのができたり、その子の世界観を感じることができたのが楽しかったです。
近くでみるのと遠くでみるのでは感じるイメージが違うから、1点に立つのではなく動き回りながら見ていました。
この作品について、別のグループの子がどんな風に思ったのかも知りたいと思いました。
インプットとアウトプットって大事で、言葉で表すと記憶に残りやすいのだと体感し、「まだ見たかったねっ」てなりました。

・対話型鑑賞という言葉を全く知らなかった状態で今回の体験をしました。
まず、スクリーンを使って説明をしていただいたことで、
大まかな活動の内容がわかってとてもワクワクしてその後の実際の活動がとても楽しみになりました。
いざ対話型鑑賞をしてみると、一言で表すととても楽しかったです。
1つ目の作品を見て気づいたことや思ったことを話した時よりも最後の方が、
自分が感じたことや見つけたことをスラスラと説明できたように感じました。
また、他の人の意見やボランティアの方の話を聞いて自分とは違う観点や感覚に気づくことが出来てとても関心が深まりました。
明日にでもまた来たいと、ゆっくり見たいと感じることができた、とても有意義な時間になりました。
美術館をこんなに楽しくまわれたのは初めてで嬉しかったです。
終わったあとは、脳がとても活性化されているのを感じて、身も心もとても健康になったような気がしました。

筑紫女学園大学では、7月12日にオープンキャンパスを開催。
初等教育コースでは、小学校教員を志す高校生を対象に、教育の現場をリアルに体験できるミニ講義と体験コーナーを開催しました。

■ 体験コーナー:「教育×AI 小学校の単元テストづくり体験!」
高校生たちは、小学校の教科書を参考にしながら、生成系AIを活用して単元テストを作成するという、最先端の教育手法に挑戦しました。

・教科書をどう読み解くか、先生の視点を学びながら
・AIを使う際の注意点も丁寧にレクチャー
・実際にできあがったテストの完成度に、参加者からは「すごい!」と感嘆の声も

教育現場での働き方改革にもつながる可能性を感じる、未来志向の体験となりました。

 

 

■ ミニ講義:「学生の模擬授業練習を見てみよう!」
4年生が小学校教員採用試験(二次試験)に向けて行う模擬授業と協議の様子を、高校生と保護者が見学。
副学長でもある松本先生による丁寧な指導とコメントがあり、先生役を務めた学生の授業は堂々としていて、見ていた同級生からも「すごい!」との声が。

 

 

ミニ講義後には、高校生や保護者が在学生に積極的に質問する姿も見られ、進路選択へのヒントが得られる貴重な時間となりました。

8月は10日(日)と23日(土)にオープンキャンパスを開催!
高校生の皆さん、ぜひ一度、筑女の学びを体験してみませんか?

小学生の頃、「勉強がゲームみたいだったら、楽しいのになぁ…」と思ったことはありませんか。
初等教育コースのCJサマーキャンプは、そんな子供の頃の願いを、小学校や特別支援学校の先生になったつもりで実現させます。
教科は、国語、算数、社会…どの教科でも構いません。
ゲームの種類も、すごろく風、カードゲーム風、クイズ風…
また遊ぶ人数も、一人で、二人で、数人で
遊び方も、解決型、対戦型、ゴール型…、
様々なタイプがありそうです。
一人で考えるのは難しいかもしれませんが、仲間と一緒につくりますし、必要に応じて大学生もサポートします。
高校生の皆さんがもつアイディアを生かした、楽しいゲームをつくって一緒に遊びましょう。

申込フォームはこちらから
※締切7/13(日)


【入試に関わる大切なお知らせ】
このCJサマーキャンプは、筑紫女学園大学の以下の入試で出願要件となっています!

◆ 自己推薦型選抜(参加学年は不問)
CJサマーキャンプに参加することが出願の条件のひとつです。
※参加プログラムの学科・コースと、実際に受験する学科・コースが異なっていてもOK!

◆ CJアドミッション・ポリシー型選抜(高校3年時の参加が必要)
※この入試では、受験する学科・コースのプログラムに参加することが必須です!

【遠方の方へ|学生寮での宿泊体験ができます】
CJサマーキャンプに参加される女子高校生のうち、**宿泊を希望される方には本学の学生寮「和敬寮」**での宿泊体験をご案内しています。

詳しい説明はこちら

6月8日開催されたオープンキャンパスで、初等教育コースでは小学校教員を目指す高校生を対象に、ミニ講義と体験コーナーを開催しました。教育の現場をリアルに感じられる内容に、参加者からは「もっと学びたい!」という声が寄せ

られました。

■ ミニ講義:「ちょっとインクルーシブ教育にふれてみました」
テーマは、「だれもができるスライムづくりを考えよう」。

参加者は、視覚障がい体験眼鏡を着用しながらスライムづくりに挑戦。普段は簡単にできる水の計量が、見えにくくなることで一気に難しくなりました。

そんなとき、講師の馬場先生が、声をかけながら支援。
「みんなができるようになる支援は、特別なことではなく、普通に必要なこと」
――そんな気づきが、参加者の心に深く残り、教育の本質にふれる貴重な体験となりました。

 

■ 体験コーナー:「学習指導案(体育編)を作成してみよう」
タブレットを使って、ロイロノートで体育の授業の指導案を作成。

高校生ならではの柔軟な発想が光る指導案が多数生まれ、ICT機器を使ってすぐに参加者同士で内容を共有することで、初等教育コースの学びへの興味がさらに高まり、先生の仕事の一端を学ぶことができました。

▶ 次回のオープンキャンパスもお楽しみに!
教育に興味がある高校生

の皆さん、ぜひ筑女で「未来を育てる力」を一緒に学びましょう。
7月12日(土)にオープンキャンパスが開かれます
お申し込みはこちらから

7月19日(土)・20日(日)にはCJサマーキャンプが開催されます。
初等教育コースでは「小学校の先生に必要な力が何なのか、先生たちと一緒に考えよう!」と題してで元小学校の先生や在学生と授業づくりのアイデアを考えます。
お申し込みはこちらから。

初等教育コースの多くの3・4学生が小学校・特別支援学校教員採用試験に向け、日々頑張っています。
そのような学生の熱意に応えるため、5月20日から実習支援センター等を21時まで開放しています。

学生は問題集を解いたり、分からない問題は教え合ったりし、互いに高め合っています。
時には、先生からの差し入れを口にすることも。

21時はすっかり暗くなっていますから、学生の安全を考え西鉄太宰府駅やJR二日市駅までは大学が用意したタクシーを使います。

学生の「教員になりたい」という夢の実現に向け、できるサポートは惜しみません。
全員が笑顔になることを願っています。