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韓国語能力試験(TOPIK) 6級取得―私の勉強方法・第11話
- 2024年07月18日 -
韓国語能力試験(TOPIK) 6級取得―私の勉強方法・第11話

私は大学1年次にTOPIK2級を取得し、3年次の2023年2月から1年間、韓国の徳成女子大学に交換留学をしました。そして、2023年7月のTOPIKで6級を取得することができました。留学中の目標として、TOPIK6級合格を掲げていたため、達成することができたとき、とても嬉しかったです。しかし、合格点ギリギリでの合格だったため、次の受験ではもっと点数を上げることができるように今、努力しています。
留学中は、前期に語学堂に通い、後期からは大学の学部授業を沢山受講しました。語学堂では、中級の4級クラスから始めました。4級クラスでは基本的な文法や日常でよく使う表現を学びます。TOPIK2級しかもっていなかった私にとっては、すごく難しく感じる内容でした。クラスの友だちとうまくコミュニケーションを取ることができず、授業についていくことが精一杯な状況が悔しく、毎日2時間ほど復習・予習をし、授業の理解を深めたことで、韓国語への理解度が上がりました。また、放課後にはTOPIK対策講座を受講していました。1番苦手な作文の攻略法を教えていただき、毎日欠かさず作文の添削をしてもらったことが6級合格に繋がったと思います。
私の勉強法は、問題集を沢山解き、単語を覚えることです。私は、日本で2回、韓国で2回TOPIKの受験をしました。試験前に勉強するときは、市販の過去問を何周も解き、TOPIKの公式HPが公開している過去問もひたすら解きました。そうすることで、問題の形式が頭に入り、受験中の時間配分がうまくできるようになります。単語は、単語帳を買い、毎日30語ずつ覚えていました。また、日頃から分からない単語はすぐに調べるようにし、語彙力を向上させていきました。問題を解く時は、分からない単語や表現があっても焦らず、前後の文章で予測するなど冷静に読んでいくことが大切です。分かることから推測をしていくことで少しずつ内容が読めるようになり、単語も分かるようになると思います。また、作文対策は、繰り返し練習することが大事だと思います。友達とのメッセージや毎日日記を書くなど、自分の気持ちを韓国語で表現する機会を持つことで、韓国語で自分の気持ちを表現することに苦手意識がなくなると思います。韓国アイドルの歌や韓国ドラマを見ながら、韓国語が楽しいと思えるような工夫をすることも勉強を継続させることのコツの一つだと思います。
留学を終え、韓国語を話す機会が減りましたが、友達とのメッセージや韓国のコンテンツを見ることで韓国語の勉強を続けていきたいです。
(アジア文化学科 野中いのり)