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韓国語能力試験(TOPIK) 6級取得―私の勉強方法・第10話
- 2024年05月18日 -
韓国語能力試験(TOPIK) 6級取得―私の勉強方法・第10話

私は幼いころから韓国に興味があったためKPOPを聴いたり好きなアイドルが出ている韓国のバラエティ番組や韓国ドラマを見たりしていくうちに韓国語を習得していき、高校生の時に初めてTOPIKⅠの2級を満点で合格することができました。大学2年生の4月にもう一度実力を試そうとTOPIKⅡを受験したところ、その結果は6級の合格点に惜しくも7点届かず5級でした。項目ごとの点数を見て振り返ると作文の点数が聞き取りと読解の点数に比べて低かったため、韓国語の小説を読んだり過去問を見て作文を書いたりして文章を作る力を補っていきました。3年生の4月に再挑戦したところ無事6級を取得することができました。
私は韓国に留学はしていませんが2年生のときに2週間の語学研修に参加しソウルの徳成女子大学へ行きました。研修では韓国語の授業を受けたり現地の学生と一緒に日韓異文化コミュニケーションの授業を受けたりしました。また、座学だけでなく民俗村に行ったり、景福宮に行って韓服を着たりして韓国の文化を体験しました。普段日本にいると韓国語を話す機会があまりないため韓国人の学生や先生と交流することで自分の実力不足な部分を実感し刺激を受けました。この研修での経験も私が6級を取得することができたことに繋がったと思います。
韓国語の勉強方法としては、私は机と向き合って単語や文法を書くような勉強というよりはほとんど韓国ドラマや好きなアイドルの配信などを見て学んだので、知らない言葉が出てきたらそれを聞き取って調べたり実際にその言葉を日常で活用したりしていました。また、日本のバラエティ番組に韓国語字幕がついている動画を見るのも日本語と韓国語の言葉の表現の違いが学べるので勉強になるなと思いました。韓国語に限らず勉強の仕方は人それぞれだとは思いますが、例えばKPOPを聴くときにただ聞くだけではなく韓国語の歌詞の意味を理解しながら聴いたり、韓国ドラマを見ながら出てくる台詞を真似して使ってみたり、自分が興味のあるところから意識をしていくと楽しく勉強できると思います。また、韓国人の友達や韓国語を勉強している友達と韓国語で話すことも自分の実力を知り刺激を受けることができるので効率の良い勉強の仕方なのではないかと思います。
TOPIK6級を取得したから終わりではなく、まだまだ分からない単語や難しい発音はたくさんあるので、これからももっと実力を伸ばすために自分なりに努力していきたいと思っています。
(矢野 琴美 記)