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公開講座「楽しく学ぶ英語」③を開催しました【生涯学習センター】

12月3日(土)筑紫女学園大学飛翔会館2階コンピュータ演習室2において、「楽しく学ぶ英語③通訳者の技を使って楽しい英会話をする!」を開催しました。
講師は、本学文学部英語メディア学科准教授Andy James先生です。
この講座は、コンピュータ、音楽、言葉のゲームを利用して、楽しく英語を学んでいこうという全3回の連続講座で、今回はその最終回です。
まず、James先生は「今日は、13の慣用句を覚えもらいます。練習をしあう2、3人のペアを作って簡単な自己紹介を英語でしてください」と説明されました。
PAD、POD、PERSONAL……配布されたプリントに並ぶ言葉は、一見、簡単で意味も分かりやすそうなものでしたが、「PAD」といっても「メモ帳」「アパート」「すねあて」などさまざまな意味があります。James先生によると、「PAD」を「アパート」と訳するのは、俗語で若者がよく使うそうです。「You have a nice pad!」(君のアパートは素敵だね!)という具合です。
先生は、このセンテンスはどう訳しますか、と受講生の方に聞いて回っていましたが、返ってくる答えはそれぞれ微妙に違う日本語訳。先生は「通訳のおもしろいところは十人十色というところです」とおっしゃりました。言葉の感覚というのは、やはり人それぞれでその人の言葉が出るものなのだなと思いました。
受講生の方々は、初対面同士の方がほとんどでしたが、お互いペアになり、暗記しあったり英語で質問しあったりしていく内に、自然とどこからも笑い声が聞こえてきて、アットホームな雰囲気になっていました。先生も会場を回り、皆さんの発音を確認されたり、英語で質問されたりしていました。
最後には、James先生の前で全てを暗記して合格をもらうペアも出てきました。
受講生の方々は、「英語の音楽が好きだから」「夫婦でよく海外旅行をするから」「会社の同僚が英語圏の方だから」とその理由はさまざまでしたが、熱心に取り組んでいる様子をみて、できるだけ練習して、少しでも英語を話せるようになりたいという気持ちは同じだと感じました。
3回全てに出席したという女性は、「今回は覚えられるかドキドキでした。でも3回とも出席できてよかったです。楽しかったです。」と笑顔で答えてくださいました。
報告/文学部日本語・日本文学科3年 江藤 ゆり(公開講座サポーター)
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