本年度からスタートした「平成23年度　学生チャレンジプロジェクト」について、6月29日の選考委員会を経て、3件のプロジェクトが採択されました。

本事業の目的は、学生が卒業後、社会で求められる力（人間力）を、正課外の活動を通して養成することにあります。

また、学生が大学や地域社会の課題解決に主体的に取り組むことで、授業で学んだことを実践したり、学ぶことの意義を強く認識するようになることが期待されます。

下記の3件が本取り組みの第一号になります。今後は取り組みの成果報告を学園祭で発表したり、ホームページでも随時報告していきます。

【高雄山ともいきの森プロジェクト】

本学の裏山“高雄山”について、環境保護活動、美化活動を通してその植生と生態系を保全することを目的とする。主な目標は植生図の作成と高雄山内に学生の憩いの場を設けること。

（代表：文学部　アジア文化学科3年　松本なつみ）

【復帰支援プロジェクト「学校へ行こうよ」】

適応指導教室に通う生徒達に、同環境の生徒同士の交流の機会を設け、人と接すること、コミュニケーションの取り方について学べる機会を提供する。交流を通して経験を重ね、学校復帰という形に結びつくことが狙い。

（代表：文学部　発達臨床心理学科2年　荒木ちひろ）

【小学生とスポーツを楽しもう！】

近隣の小学生にスポーツ指導を行なうことで、小学生側には人間関係を築く経験とスポーツの楽しさの自覚を、企画側においては指導の実践と安全面の配慮や関係者との折衝についてを、双方が相乗的に学べる機会を作ることが目的。

（代表：人間科学部　人間科学科　人間形成専攻　初等教育コース1年　岡﨑　英）