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公開講演会『わが家の母はビョーキです～家族の絆と回復への道すじ～』を開催しました【生涯学習センター】

2011年03月10日

2月26日（土）福岡市立西市民センターにおいて、公開講演会『わが家の母はビョーキです～家族の絆と回復への道すじ～』を開催しました。

講師にはマンガ家の中村ユキ先生をお招きし、ご自身の経験を通じ精神障害への理解についてお話いただきました。

中村先生はご自身が4歳の時お母様が「統合失調症」を発症され、以来約30年間ともに生活をされていらっしゃいます。当時「統合失調症」についての正しい知識は家族にも周囲にもなく、病気を正しく知ったのは数年前のことだそうです。

先生はお母様とのいろいろなエピソードをまじえ、周囲の方々の理解や正しい投薬で回復することを知って欲しいとお話しされました。

このたびは、福岡市の精神障害支援施設や当事者の方々で組織される実行委員会が毎年開催している『「こころの病」～理解のために～みんなの集い』の第1部を、筑紫女学園大学の公開講演会として開催させていただき、人間福祉学科で学ぶ学生も準備や当日の運営に参加しました。

800席ある会場はほぼ満席で、みなさんの関心の深さがうかがえました。

この講演会をとおして、精神障害への正しい理解がさらに深まればと思います。

【講師】

中村ユキ氏（マンガ家）

　大阪府出身。講談社週刊マガジン新人漫画賞佳作。

　現在フリーマンガ家。

　著書に「わが家の母はビョーキです」「我が家の母はビョーキです２－家族の絆編」（サンマーク出版）がある。

＊平成22年度の公開講座はこれで終了です。

　平成23年度の講座詳細は4月1日から下記ホームページで詳細をお知らせします。

　受講希望の受付は、前期4月1日からです。

　みなさまのお申込をお待ちしております。

●公開講座の詳細・受講申込みはこちら↓↓↓↓
http://www.chikushi-u.ac.jp/campaign/lecture/index.html