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公開講座『第16回仏教学研究室公開講座「親鸞~その生涯をめぐって~④」』を開催しました【生涯学習センター】

 11月月27日(土)筑紫女学園高等学校 水月ホールにおいて、第16回仏教学研究室公開講座「親鸞~その生涯をめぐって~ 第4回 帰洛後の親鸞 」を開催しました。
 講師は、本学中学校教諭の平 孔龍先生です。
 親鸞聖人が帰洛した正式な年は、分かっていませんが、恐らく62、3歳頃であったろうと言われています。その理由としては、関東での門徒団が肥大化しその動静を見極める為、『教行証文類』を完成させる為、または当時は平均寿命が40才前後であり望郷の念からなど、帰洛の理由については諸説あるそうです。
 帰洛後の親鸞聖人は、75歳頃に『教行証文類』を一応完成されて、それ以降は漢文だけではなく、和語による著述を多く著され、できるだけ多くの人に念仏のみ教えを分かりやすく伝えようとされました。
 当時の幕府による念仏弾圧、そして関東の門弟のなかで「造悪無碍」という本来の教えに背く言動をする人達も現われ、さらに、親鸞聖人の子息である善鸞義絶のお話など親鸞聖人が説く念仏の教えが正しく理解されていない中で、京から念仏の火を消さぬようひたむきに専修念仏の教えを説き続けられた親鸞聖人を想像すると、とてもたいへんなことだったのだろうと思いました。
 受講生の方々は、始まる前から熱心に資料を読まれたり、黒板に書かれた文字を手元の資料に写されたりと、終始、真剣な面持ちで講義に臨んでおられました。
 来年は、親鸞聖人750回忌という事ですが、その生涯をかけて説き続けた教えは今も私たちに届いているのだと思いました。
 次回、最終回の本願寺成立へと続く歴史を聞くのが楽しみです。
                 (報告/日本語・日本文学科 2年 江藤 ゆり)
*今後の予定は、以下のとおりです。
⑤12月11日(土)
テーマ:往生から本願寺成立へ
講師:栗山俊之(本学短期大学部現代教養学科准教授)
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