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日本語・日本文学科、平成19年度も漢検「準1級」に2名が合格!

文部科学省認定日本漢字能力検定試験は10~1級まであり、PCの普及や生涯学習の浸透により、平成19年度は、3歳から97歳までの約270万人が志願、その内「準1級」は、常用漢字を中心に約3000字の漢字の音・訓を理解し文章中で適切に使えることが要求される難関で、合格率は11%(全3回の平均)でした。
 
 日本語・日本文学科では、平成14年度より中国文学講義の一環として漢検「準1級」の勉強会(課外授業)を始め、これまで大学1~4年と卒業生(大学院1年)の15名が合格しました。勉強会の学習方針は、丸暗記せず漢字の成り立ちや中国の古典を含む二字・四字熟語の知識をじっくり体系的に学ぶというオリジナルなもの。インターネット学習会も取り入れています。合格者は、勉強会や小学校・出身高校で、漢字文化の面白さを伝えながらボランティアで学習アドバイスをしたり、日本の文学・語学・文化に関する大学の講義と関連させ学びを深めたりしています。
 19年度に合格したのは、宮本愛子さんと佐伯春恵さん(写真)。今年3月に卒業した宮本さんは、頑張った経験が会社の研修で役立ったそうです。また、本学科の卒業生で、現在、大学院2年生の佐伯さんは、20年度4月から中学校で国語の非常勤講師をしていますが、漢検「4級」と「5級」の指導を任され、楽しく学んだ経験が教材作りに役立っているそうです。
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