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”なかよしはうす”の子どもたちとガムラン交流会を行いました【アジア文化学科からのお知らせ】

  いろんな人がそれぞれに楽しめるガムラン! 
 8月17日(日曜)、本学のスクワーヴァティーホールで、
“なかよしはうす”の子どもたちと、本学の在学生・卒業生との7回目のガムラン交流会が行われました。
太宰府市の観世音寺にある“なかよしはうす”は、知的障がいを持つこどもたちが、放課後に集まって遊んだりいろいろな活動をする場所で、家に閉じこもりがちになる彼らに、もっと社会との接点を持って欲しい、みんなに彼等のことを理解してもらいたい、との願いで、お母さんたちが始めたものです。現在では、その活動に社会の注目が集まっています。
 この交流会は、「ミュージック・セラピー実習」という授業の一環として、2007年2月からはじまりました。ガムランは、比較的簡単に音の出せる打楽器からなる合奏で、体にしみこむような響きもすばらしく、さらに、一緒に演奏するという楽しさは格別で、子どもたちは目を耀かせて参加してくれました。学生たちもこの体験から人と人との関係について多くのことを学ぶことができ、両方の希望で2008年の4月からは、月に一回のペースで行っています。卒業生たちも参加しています。
 音楽を通じて、人はその本来の姿に立ち返ることが出来ます。この子たちの、学生たちのすばらしい表情が、それを物語っていると思います。このような形で、大学と地域との連携が、もっと発展できることを願っています。
アジア文化学科准教授 田村史子)
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