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公開講座「SDGsはじめませんか!」を開催しました【社会連携センター】

SDGsはじめませんか!

講師 平山 静男(人間科学部人間科学科初等教育・保育専攻 准教授)

5月8日、「SDGsはじめませんか!」というテーマで、公開講座を開催いたしました。

まず初めに、日本シェアリングネイチャー協会が発行している、「はじめまして」というカードを用いて自己紹介を行いました。「はじめまして」のカードの質問は、生き物や自然に関わるもので、自己紹介に加えて日常生活ではあまり考える機会の少ない自然について考えることが出来、初めて顔を合わせた方達ともSDGsについて楽しみながら講座を始めることが出来ました。

 

つぎに、SDGsの17の項目について1項目ずつ見ていき、SDGsについて理解を深めました。近年SDGsは様々な場面でとりあげられることが多いですが、内容を詳しく知っている方は少なく感じられました。そのため、公開講座に来られたみなさんはとても熱心に、1項目ずつの数値や内容などを頷いたり、メモをとったり理解を深められていました。

最後には、SDGsに向けて、今、私たちに何が出来るのかについて考えました。その中で、大人も子どもも一緒に自然と触れ合うことが出来、SDGsについて楽しみながら行うことが出来るネイチャーゲーム「この「まち」大好きSDGsアクション」と「未来をつくるSDGsアクションビンゴ」の紹介がありました。
どちらのネイチャーゲームも、SDGsの達成に向けてに向けて、身近なところから楽しく取り組むことが出来るものでした。


持続可能な社会にするために、たくさんのことを私たちは考えなければいけないということを改めて感じました。身近なことで考えれば問題ないように思うことでも、視野を広くしてみると様々な問題があると感じました。特に、 1年間で消える世界の森の面積が約330万ヘクタールであるということを聞いた時にそのように感じました。1人で全てを解決することはできませんが、少しのことでも一人一人が行動をすることで大きな力になると思います。地球の抱える問題を自分には関係のないことだと思うのではなく、自分のことのように一人一人が受け止め、行動することが必要であると感じました。私たちが今すぐすべきことは、持続可能な社会に向けて自分にできることは何かを考え、行動にうつすことであると感じました。    
(初等教育保育専攻 初等教育コース 3年 大村真希)
私はこの公開講座を通して、改めてSDGsに向けて一人一人の行動の大切さを感じました。特に、講座内で紹介された、アメリカ先住民族のことわざである「私たちの大地は先祖から貰ったものではない。子孫たちから借りているのだ。」という言葉や「ハチドリのひとしずく」という物語の考え方は素敵だと思いました。そして、一人一人がこの考え方を持つことで、SDGsの達成につながるのではないかと思いました。SDGsの目標は地球全体の問題ではありますが、今、自分に出来ることを考えて行動していきたいと思いました。最後に、私は教育系を専攻しているので、もし教師になれたならSDGsについてしっかりと伝えていけるように、日頃の生活から学んだことを生かしていきたいと思います。
(初等教育保育専攻 初等教育コース 3年 染矢美南)
●公開講座の詳細・受講申込みはこちら↓↓↓↓
https://www.chikushi-u.ac.jp/lifelong/lecture/