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2019年度 第3回FD・第1回SD 合同研修会「トランスジェンダー学生の受入れと対応について」を10月17日に開催しました

 本学では、浄土真宗の教えに基づく建学の精神と女子大学の意義、SDGsの理念を踏まえ2019年4月に「ダイバーシティ推進宣言」を学内外に公表いたしました。 今回の研修会では、「ダイバーシティ推進宣言」に至るまでの留学生の受入れや障がい学生へ修学支援等の本学でのダイバーシティ推進を振り返ると共に、4月以降のダイバーシティ推進会議の活動をご報告いたしました。 

 今年度の主な取組みとしてとして、4 月にシドニーのゲイ&レズビアン合唱団のコンサート、5月にかけてのダイバーシティ&インクルージョンに関する学内状況調査(全学生・全教職員対象)、7月に三橋順子先生の講演会(テーマ『トランスジェンダーと大学教育』)を実施しました。また11月を第1回筑紫女学園大学ダイバーシティマンスとし、多くのイベントを予定しています。(別途ホームページでご案内いたします。)

 さらに、ダイバーシティ推進において大切な課題であるトランスジェンダー学生への支援についても、現在検討を進めています。推進会議では「トランスジェンダー学生の受入れと対応に関するガイドラインVer.1 2019.10.17」を完成させることが出来ました。このガイドラインを以て、できれば2021年度から出願の申し出があれば、積極的に対応・判断していきたいと考えています。

  今後、さらに学内の理解を深め、このガイドラインを共有し改訂を続けながら、学生だけでなく大学のすべての構成員のダイバーシティの尊重と推進に取り組んでいく予定です。