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ラトナ主催 ノートテイク講習会を行いました

聴覚などに障がいのある学生の情報保障として授業の内容や周りの様子などの音情報をその場で文字にして伝えることを「ノートテイク・パソコンテイク」といいます。

筑紫女学園大学では、学生サポートルームラトナが窓口となり、学生ボランティア団体『MSG(ミューチュアルサポートグループ)』と協力しながら、障がい学生の情報保障をはじめとする修学支援を行っております。

毎年開催されるラトナ主催のテイク講習会では、『特定非営利活動法人 障がい者相互支援センターMCP』の講師の先生方をお招きしており、今回は初心者向け講習会として、障がい理解・情報保障についての講義と、ノートテイク実技練習が行われました。

講習会では、ゲームを通して、聞こえない世界の体験や口話を読み取る大変さを理解したり、情報保障について必要な視点である一人ひとり異なる障がいのある方のニーズ理解や必要な支援方法等についての講義を経て、ノートテイクの具体的な方法を実践的に学びました。

当日は新入生だけでなく、テイク活動経験者である先輩も参加しており、日ごろの活動について振り返り、改めて感じ、学ぶこともあったようです。学生主催で行っている「テイク講習会」では、先輩たちが講師となり、学生テイカーを育てていきます。外部講師の先生の教え方も大変参考になったことでしょう。