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エフコープ生活協同組合と「災害発生時における相互協力に関する協定書」を締結

令和元年9月18日、筑紫女学園大学はエフコープ生活協同組合と「災害発生時における相互協力に関する協定書」を締結する調印式を開催しました。

本学とエフコープ生活協同組合は、筑紫女学園大学「被災地支援ボランティアプロジェクト」の一つ「九州北部豪雨ボランティア」(朝倉市東峰村)に取り組む中で、エフコープ生活協同組合と連携・協力した活動を展開してきたことをきっかけに、愛媛県での西日本豪雨被災地へも合同で復興支援活動に取り組んできました。

この度、太宰府市など近隣地域において災害が発生した際に、相互に協力して被災地支援にあたる協定を締結し、さらに連携を強固なものとすることとなりました。

相互協力の内容は、近隣地域での災害発生時に①筑紫女学園大学からの要請に対し、エフコープ生活協同組合が対応可能な物品(飲料水、食料品、衛生用品など)を提供する。②エフコープ生活協同組合が行う被災地支援活動に対し、筑紫女学園大学から学生・教職員のボランティアを派遣する。

調印式で中川学長は、「本協定の内容が発動されないことを願うばかりではあるが、ここ4年連続近隣地域で甚大な災害が発生している。本学でも太宰府市近辺での災害発生に備えるため、昨年度から太宰府市と母子避難所の設定について検討を進めている。今後、エフコープ生活協同組合との連携がさらに充実され、地域貢献活動の充実及び災害発生への万全の備えに繋がるものと期待している。」と述べました。

筑紫女学園大学では、被災地の避難所などで活動する中で、「乳児や幼児など子供やその母親、若年の女性が二次的な被害に遭遇している現実を知り、災害時の母子避難所の必要性を痛感し、現在、太宰府市及び太宰府市社会福祉協議会と開設へ向けた検討を行っています。

この度のエフコープ生活協同組合との協定を機に、4者において災害発生時の母子避難所の開設に関する協議・検討の促進に繋がるよう取り組んでいきます。