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ラトナ主催のノートテイク講習会を行いました

聴覚などに障がいのある学生の情報保障として授業の内容や周りの様子などの音情報をその場で文字にして伝えることを「ノートテイク・パソコンテイク」といいます。

筑紫女学園大学では、学生サポートルームラトナが窓口となり、学生ボランティア団体『MSG(ミューチュアルサポートグループ)』と協力しながら、障がい学生の情報保障をはじめとする修学支援を行っております。

毎年開催されるラトナ主催のテイク講習会では、『特定非営利活動法人 障がい者相互支援センターMCP』の講師の先生方をお招きしており、今回は初心者向け講習会として、障がい理解・情報保障についての講義と、ノートテイク実技練習が行われました。

講習会では、ゲームを通して、聞こえない世界の体験や口話の大変さを理解したり、情報保障について必要な視点である一人ひとり異なる障がいのある方のニーズ理解や必要な支援方法等についての講義を経て、ノートテイクの具体的な方法を実践的に学びました。

当日は19名の学生が参加し、新入生だけでなく、テイク活動経験者である先輩も参加しており、日ごろの活動について振り返り、改めて感じ、学ぶこともあったようです。
また、テイクの受け手である障がい学生もテイク体験を行う中で「テイクの大変さを知った」と、お互いを想いあう感想や、練習の際に積極的に関わる姿が見られました。
 

《以下、参加した学生たちの感想です。》

  • 講義の中で、ゲームなど楽しむ要素がたくさんあり、楽しく受講できた。もっと練習をしてテイクが上手になるよう頑張りたい
  • この講座を受けていない人にも私が感じたことを共有したいです。
  • 今回の講義で、聴覚障がいのある方の聞こえ方や分かりやすいノートのとり方が学べた。また、色々な学科の人と話すこともでき、とても良い時間だった。
  • とても楽しく学ぶことができました。練習を重ねて、障がい学生のサポートをたくさんしたいです。
  • ノートテイクについて、何が良くて何が悪いのかとても丁寧に具体的に教えていただけたので良かった。
  • ノートテイクの意味も知らずに参加しました。聴覚障がいの方のサポートをしながら自分にとっても役に立つスキルだと思い、大学生のうちにぜひやってみたいです。