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公開講座「アジア塾」①を開催しました【社会連携センター】

 11月10日(土)に、アジア塾「アジアの中の日本を知ろう~台湾編」の公開講座が行われました。太宰府市いきいき情報センターで行われた今回の講座では、本学の文学部教授である石其琳先生が約70分間にわたって台湾の歴史・文化・言語・料理等についておはなしされました。

 参加者の皆さんは講座を聞きながら熱心にメモを取り、台湾についての理解を深めていらっしゃいました。講座後半に行われた質疑応答の時間には、「台湾で信仰されている宗教はどういったものであるのか。」「日本の植民地支配を受けていた頃の台湾の先住民族への対応や言語規制はどのように行ったのか。」といったような質問が出され、理解がより深まりました。

 講座の中で私が興味を持ったのは、“台湾はなぜ植民地支配した日本に対して今でも好感を抱いているのか。”という内容のお話でした。私自身、以前から気になっていた内容であったため興味深く聞くことができました。その他にも、“日本語と同じ意味を持つ台湾語”については、日本語が台湾で外来語として定着していることを知ることができ、とても楽しく学ぶことができました。

 このように、公開講座を通して、台湾についての理解が深まっただけではなく、それを踏まえて改めて日台関係を考え直す機会になりました。是非、次回の講座に参加されてはいかがでしょうか。皆様の参加をお待ちしております。

報告/文学部アジア文化学科1年 上村奈矢華(公開講座サポーター)

●公開講座の詳細・受講申込みはこちら↓↓↓↓
https://www.chikushi-u.ac.jp/lifelong/lecture/