2023.05.30
【社会連携センター】福岡県人権啓発情報センターと包括連携協定を締結しました
11月10日土曜日、公開講座「英語と文学の世界」の初回である、『英語の冠詞の興味深い世界観』が開催されました。講師は文学部英語学科教授の松崎徹先生です。
まず最初に、参加された方々は、「冠詞」に対する印象について積極的に意見を交わしました。冠詞には、想像を超えた魅力があり、ここに英語の興味深い世界観が溢れていると松崎先生が仰っていました。そして、具体的な例文を用いて不定冠詞の魅力を学びました。英文からその状況を判断するとき、不定冠詞の有無でその状況が大きく異なります。ここで、不定冠詞の大切な役割として、形がはっきりしないものに明瞭な姿、形、輪郭を与えることが理解できました。モヤモヤとした抽象的な表現が、不定冠詞を使うことによって「個の認識」が生まれ、ネイティブスピーカーはその認識が無意識にできるとされています。
最後に、不定冠詞のa/anの歴史的観点から説明をしてくださいました。a/anを機能的に考えることは学んでいたことでしたが、歴史的に考えたことはなく、冠詞の世界の魅力を伝えてくださいました。
私はこの講義から、歴史的に考える不定冠詞にとても興味を持つことができました。日本語にはない表現が英語の冠詞から知ることができ、私の英語の世界観が広がりました。とても面白く拝聴することができました。
報告/人間科学部人間形成専攻 発達臨床心理コース2年 二ノ方紀佳(公開講座サポーター)
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