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公開講座「第21回仏教文化講座」⑤を開催しました【社会連携センター】

 7月11日(水)いきいき情報センターにて、第21回仏教文化講座「『浄土三部経』に学ぶ⑤」が開催されました。講師は現代社会学部教授の栗山俊之先生です。

 

 今回のテーマは「親鸞の三部経観」ということで、三部経の概要、内容の解説、意味などとても濃い内容の講義でした。

 「三部経」とは仏説無量寿経・仏説観無量寿経・仏説阿弥陀経の三経典を合わせたもので「浄土三部経」とも呼ばれています。

 講義では親鸞の三部経観について栗山先生が詳しく解説や説明をしてくださいました。その中でも『親鸞聖人御消息』で、親鸞聖人は人々に「悪行を働いても浄土に行けるのならば何をしてもいいだろう」という問いかけをされた際、「毒消しがあるからと言って、毒を飲むようなことはしないだろう」というようなことを話していたと分かりやすく説明してくださいました。他にも親鸞聖人は仏の教えを人々に分かりやすく説いていたそうです。

 今回初めて「三部経」というものに触れ、少し難しく感じましたが親鸞聖人の教えはどれも私たちの身近なものばかりであるように思えました。これを機に、自分でも親鸞聖人のことや仏教について詳しく調べてみたくなりました。

 

報告/人間科学部人間形成専攻 幼児保育コース4年 髙橋 菜穂子(公開講座サポーター)

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