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日本語・日本文学科、平成18年度も漢検「準1級」に2名が合格!

文部科学省認定 日本漢字能力検定試験「準1級」は、常用漢字を中心に約3000字の漢字の音・訓を理解し文章中で適切に使えることが要求される難関で、平成18年度の合格率は、第1回実施分が11.9%、第2回実施分が9.0%でした。
 日本語・日本文学科では、平成14年度より中国文学講義の一環として漢検「準1級」の勉強会(課外授業)を始め、この4年間に大学1~4年の13名が合格しました(内18年度は2名)。さらにこの中からは、同検定協会内『日本語教育研究所』「客員研究員」に選任され、講師講習会を修了し「2級」までを指導する「日本語・漢字」講座の講師として登録された学生も3名出ています。
 勉強会の学習方針は、丸暗記せず漢字の成り立ちや中国の古典を含む二字・四字熟語の知識をじっくり体系的に学ぶというオリジナルなもの。また、インターネット学習会も取り入れています。合格者は、勉強会で後に続く学生たちに漢字文化の面白さを伝えながら学習のアドバイスをしたり、日本の文学・語学・文化に関する講義と関連させて自身の学びを深めていったりしています。日本語・日本文学科で学べること、開いている講義の詳細については、下記の参照ページをご覧ください。
(写真は平成18年度合格の池田裕子さん。池田さんの卒論は「江戸時代における『山海経』出版の背景」、関連する講義は「書誌学」)