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公開講座「英語と英文学の世界」①を開催しました【生涯学習センター】

 11月5日(土)、太宰府市いきいき情報センターにおいて、公開講座「英語と英文学の世界」①を開催しました。講師は、文学部英語学科の三日月雅子特任准教授です。
 この講座は、グローバル化する世界に必要とされる英語の何を学び、英語で何を学んでいくのかといったことを、旅行・映画・英国詩・漢字・日英比較といった視点から英語を見ていく全5回の連続講座です。
 第一回目である今回は、「Travel English ~海外旅行の基礎英語~」というタイトルで「旅行」の視点から英語を見ていきました。

 「海外旅行をする時において、パスポートと同じくらい大事なのは語学」と三日月先生は語られました。基礎的な語学力を持つことで、海外旅行の楽しみが一層増えることでしょう。
 それに伴い、配布した資料を基に海外旅行に関するリスニングやスピーキングを行いました。

 最初に英文の重要な単語を確認します。次に、簡単なリスニング問題を解いてもらいその中に何の単語が当てはまるかを考えてもらいました。解答の英文をスクリーンに表示した時には、先生が実際に英文を読み上げながら分かりやすく解説をして下さいました。他にも、資料に記載されている英語の会話文章を先生と受講者の方々とで実際に会話も行いました。

 資料の中の英文で、飛行機に乗る前の搭乗手続きで、check-in baggage(預け荷物)を預ける時に「Did you pack these bags yourself?(自分で荷造りをしましたか?)」という表現がありました。この質問は、米国内では安全のためにしばしば尋ねられる質問との説明でした。
 また、先生は海外旅行の際には自分のフライトナンバーを必ず覚えておくことが大切だともおっしゃられていました。飛行機は、天候の具合や機材の故障などによってよく遅れることがあります。その際には、アナウンスでお知らせが流れます。アナウンスが流れた時に、アナウンスの内容全体が聞き取れなかったとしても、自分のフライトナンバーが読み上げられたことにより注意がアナウンスに向くことになり、内容を聞き取る努力につながるとの説明でした。このような心構えをしておくことも大切です。

 このように三日月先生は、海外旅行の基礎だけではなく、海外旅行において注意しておくべきことなどもとても丁寧に教えて下さいました。受講者の皆さんも、熱心に先生の話に耳を傾けられて、ノートをとっている人の姿もみられました。この公開講座を機に、今日覚えたことをぜひ海外旅行に生かして安全な海外旅行を楽しんでもらえればなと思います。

 次回の公開講座「英語と英文学の世界」②は、11月12日(土)に「Representations of Japanese and American Culture in Cinema」のタイトルで「映画」の視点から英語を見ていきます。

 

報告/人間科学部:人間科学科発達臨床心理コース2年 野田愛美(公開講座サポーター)

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