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宗教教育部主催 京都奈良研修旅行を実施しました

9月6日から8日の2泊3日の京都奈良研修旅行で、私たちは様々な角度から仏教について見て聞いて学び、その歴史を肌で感じて来ました。

研修初日の朝、新幹線で京都駅に向かいました。京都到着後はグループごとに思い思いの場所を巡りました。夕方、八坂神社前に集合し、祇園円山で京料理を美味しくいただきました。

2日目はバスで奈良に行きました。最初に訪れた法隆寺では、五重塔の初層にあった釈尊入滅時の様子を表す塑像や千数百年前の建築技術や工夫に驚かされました。
次に向かった興福寺では、五重塔と三重塔の二つの国宝が特別公開されており、それらの中に入るという貴重な体験をしました。五重塔の中心を貫く心柱が見えたことが特に印象深かったです。そして、研修旅行前から楽しみにしてた東大寺へ、鹿を横目に見ながら歩いて向かいました。
中川先生のご紹介で東大寺の平岡昇修先生にご多用の中、大仏殿の裏側までご案内いただきました。大仏様の足下までのぼり写真を撮っていると、平岡先生に「ここで出来ることをしなさい」と言われ、大仏様に触れるという機会をいただきました。このような経験は初めてだったので、とても興奮しました。

3日目は、早朝から本願寺の御晨朝に参加しました。阿弥陀堂と御影堂で聞いたお経は格別でした。御晨朝の後、御影堂では、研修旅行に参加した何名もの学生が帰敬式に出て法名を頂いていました。
その後、親鸞聖人も学んでいた比叡山に行きました。実際に修行していたと言われる場所を巡ったり、教科書でしか見たことがない延暦寺根本中堂を見たりと感慨深かったです。
3日間の研修旅行では、毎日仏教に触れるという貴重な体験をしました。一つ一つのお寺にそれぞれの歴史、多くの思い、多くの人が関わり合っているという大切なことを感じた研修旅行でした。

幼児保育コース 岩男