平成27年11月26日、大学院の担当教職員と院生が集まって年に一度意見交換を行う「ＦＤサンガ」を学習支援センターＣＪコモンズ内プレゼンテーションコートにて開催しました。
事前に実施した「研究等に関するアンケート」の結果をもとに、結果説明とグループディスカッション、本日の総括と進めて課題を共有していきました。

本学の大学院「人間科学研究科」は、心理福祉系から言語文化系まで広く学際的な研究を取り扱う男女共修の大学院です。年齢層もキャリア背景もバラエティに富んだ院生と、大学院科目を担当する教員、事務職員がグループを組み、「大学院における研究とは」をテーマにグループディスカッションを行いました。
①教員の「研究」観と学生の「研究」観の相違
②本学で研究を進めるうえでの問題点はなにか
③修了後の「研究」のあり方など、時間ぎりぎりまで活発な意見が展開されました。

院生の大学院への入学動機や将来の計画、教員のこれまでの研究軌跡、修了後も学会や研究会に積極的に参加し、実践を行いつつ研究を継続する方法が話し合われました。また、「研究基礎」の授業内容充実へのヒントも得ることができました。

これからも本学大学院は小規模の特性を生かしたきめ細かな研究指導を主とし、院生にも社会にも満足度の高い研究機関を目指していきたいと思います。