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公開講座「第22回仏教学研究室公開講義」③を開催しました。【生涯学習センター】

 10月17日、土曜日に筑紫女学園高等学校水月ホールにおいて、『第22回仏教研修室公開講座「ビジュアル~親鸞の歩んだ道~第3回 越後から関東へ旅する親鸞」』を開催しました。今回の講師は非常勤講師の金見倫吾先生です。

 今回の講座では、越後七不思議や親鸞が流罪となり越後に流されたあとにどこで過ごされたのかといったようなことを学びました。

 越後七不思議にはさまざまなものがあり、その中から「国府の片葉の葦」「田上の繋ぎガヤ」「鳥屋野の逆さ竹」「小島の数珠掛桜」の4つの説明がありました。七不思議といわれているだけにどの話も本当に不思議なものばかりで面白いものでした。また、親鸞が流罪となり越後に流されたあとにどのような場所で過ごしていたのか写真を交えながらの説明であったため良く理解することができました。五智国分寺には親鸞が越後に流されてから最初の1年間を過ごされた竹ヶ前草庵の跡地があるということ、国府別院は竹ヶ前草庵を出た親鸞が移住し約6年間を過ごしたといわれる竹ヶ前草庵の跡に建立されたこと、国府別院には袈裟掛松があったが現在は残念ながら虫害のために伐採されてしまったことなど今まであまり知らなかったことを知るいい機会となりました。

 今回の講座で親鸞が流罪で越後に流されてからどのような場所でどのように過ごしていたのか、さらに詳しく知りたいなと思いました。

報告/人間科学部人間科学科幼児保育コース2年 角 恵里奈(公開講座サポーター)

*今後の予定は、以下のとおりです。
④10月24日(土) 関東時代の親鸞
講師:宇治和貴(人間科学部講師)
⑤11月 7日(土) 晩年の親鸞
講師:栗山俊之(現代社会学部教授)

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