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公開講座「第10回仏教文化講座 “親鸞と真宗の展開~本願寺展に向けて~”」第5回目を開催

7月18日(水)、太宰府市いきいき情報センターにて、仏教文化講座「親鸞と真宗の展開~本願寺展に向けて~」の第5回目『豊臣政権と九州の真宗~本願寺教如、筑紫路の旅~』を開催しました。講師は久留米工業高等専門学校で歴史学を教えておられる松尾 一 准教授です。
今回は本願寺教如が豊臣政権下において、仏教はもとより、政治的にも少しずつ介入していった様子をご講義いただきました。教如の九州下向~筑紫路の旅~とともに豊臣文化、家康へと本願寺文化が繋がっていったことがよくわかりました。
6月より5回に渡り行なわれました「第10回 仏教文化講座」は今回が最終回でした。第1回目から興味深く出席させていただきましたが、大学の授業の復習にもなり、また参加しておられる受講者の方の熱心さに、年齢に関わらず学ぶことの大切さを教えられたような気がします。
最後に仏教学研究室 室長の宇野准教授より総評と受講者の方々へお礼が述べられましたが、この「仏教文化講座」シリーズは今年で11年目になるそうで、毎回参加される方もおられるほど根強い人気の講座であることを知りました。先生方とたくさんの受講者の方々、そこに引き寄せられた私も仏教によりいっそう興味を持つことができました。
「縁起」という言葉を思い出しながら、この講座を振り返っています。
(報告:科目等履修生 三倉春美)