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『ネパール大地震』に係る本学の取り組みについて ~筑紫女学園大学「ネパール大地震復興教育支援募金」のお知らせ及び報告~

筑紫女学園大学「ネパール大地震復興教育支援プロジェクト」


去る4月25日(土)午前11時56分、ネパール連邦民主共和国の首都カトマンズをマグニチュード7.8の大型地震が直撃し、ネパール各地のみならず周辺地域にも甚大な被害が発生しました。この大地震によって、犠牲となられた多くの方々に哀悼の意を表すとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申しあげます。

本学は、「親鸞聖人が明らかにされた仏陀(釈尊)の教え、すなわち浄土真宗の教えに基づく人間教育」を建学の精神とし、25年前からインド・ネパール研修を実施してきました。ネパールでは、カトマンズの女子大 (1992~94年)やトゥリブヴァン大学(2012・13年)を訪問して、学生・教員との交流を行うとともに、JICA(独立行政法人国際協力機構)から派遣され、現地の日本語教育にあたっていた本学卒業生の活動に協力するなど、本学とネパールには強い繋がりが保たれております。

本学としましては、今回の大地震によって被災したネパールに必要なものは、緊急的な支援と並行した中・長期的な支援であると考えます。大地震によって破壊された地域の復興には10年、20年といった期間が必要となります。特に、ネパールが、今回の大地震から復興するためには、「子どもたちの教育」に焦点を当てた中・長期的な「教育支援」が最も必要であると考えます。このような観点から、本学は、被災したネパールの復興に向け「子どもたちの教育」にかかる中・長期的な支援活動をすることが適切であると判断し、活動を開始しました。

この趣旨をご理解いただき、ご賛同いただける皆様には、下記の筑紫女学園大学「ネパール大地震復興教育支援募金」へのご協力・ご支援をお願いいたします。

 

■筑紫女学園大学「ネパール大地震復興教育支援募金」

【口座振込の場合】
◆銀行名:福岡銀行(金融機関コード 0177)
◆支店名:太宰府支店(店番 279)
◆普通預金:1255863
◆口座名:筑女ネパール募金 

【直接ご持参いただく場合】大学内募金箱:学生課

皆様からお預かりした義援金は、現地への直接的教育支援、支援活動にかかる諸経費に充てさせていただきます。

 

活動のご報告(平成28年11月30日現在)

平成27年6月から、ネパール大地震復興教育支援募金口座の開設及び学内募金箱の設置を行い、ホームページ等を通じた学園内外への呼びかけを行ないました。

これに対して、本学の学生や教職員、保護者、また、同窓会や地域住民の方々から下表の通り多くの募金が寄せられました。今後も、本学は今年度末(平成29年3月末)までを第2期として、募金活動を継続して参りますので、引き続き、筑紫女学園大学「ネパール大地震復興教育支援募金」への皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

 

平成28年度 「ネパール募金」収支報告

平成28年度は、本学ネパールプロジェクトに温かなご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
本年度は、2回の被災地訪問(夏期・春期)を実施し、児童・生徒への学用品配付を行うと共に、ラムサハ中・高校の校舎再建を果たすことができました。
平成29年度も引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。

なお、差引残高736,036円は、平成29年度ネパールプロジェクト活動として現地を訪問し、校舎再建や学用品配付、平成28年度活動報告書作成等に充当させる予定です。

【追記】

  • 平成28年度夏期ネパール被災地訪問は、福岡県「世界に打って出る若者育成事業」の支援を受け、学生の渡航旅費の一部を補助してもらいました。
  • 後援会より以下の現物を支給していただきましたので、ご報告いたします。
    ・ネパール教育支援活動用Tシャツ・ラムサハ中、高校への落成記念掛時計・東日本ボランティア報告書・ボランティア活動用横断幕(被災地訪問や海外研修などで活用しています)