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宗教教育部主催 京都奈良研修旅行

9月3日から5日まで、宗教教育部が主催し、仏教研修生が企画した研修旅行に今年の夏も参加してきました。今年の研修先は京都でした。私自身、仏教研修生として企画の段階からこの研修旅行に携わり、また、人生初の京都という事もあり、この研修旅行を非常に楽しみにしていました。

研修の期間中、残念ながら生憎の雨でしたが、京都と奈良という古都にいる間、その雨さえも風流だと感じられました。また、外国人観光客の多さに、本当に自分が京都や奈良にいるのかと思う事さえありました。

研修初日の朝は早く、7時半の新幹線に乗り、京都へ向かいました。京都に着くと、事前に提出していた計画に従い自由行動です。初めての京都で、しかも独りであったため緊張しましたが、十二分に楽しめました。二条城、清水寺、地主神社、霊山歴史館、八坂神社を巡りました。古都の風景に触れ、改めて日本の歴史、伝統の美しさを実感しました。夕食には湯豆腐などの京料理を美味しくいただきました。

研修二日目は、奈良に足をのばしました。法隆寺、中宮寺、唐招提寺、興福寺、東大寺という国宝尽くしに、学芸員課程を受講し、歴史好きな私には幸せな一日でした。興福寺では、太宰府に来た事のある阿修羅像を間近で見て感動しました。ちなみに、現在、九州国立博物館には再現された阿修羅像があります。また、中川先生のご紹介で東大寺の平岡昇修先生にご多用の中ご案内をいただき、特別な場所から東大寺の大仏を鑑賞しました。建立された奈良時代から唯一残っている仏像の台座部分に触りましたが、当時の技術の発達に驚きつつも、平成の時代までよく残ったという感動が生まれました。夕食時には自由行動となり、各々が京都最後の夜を過ごしました。

最終日は、本願寺での朝のお勤め、そして帰敬式から始まりました。帰敬式を受け、法名をいただき、心身ともに新しい自分に生まれ変わったと思います。その後、本願寺にある飛雲閣や龍谷ミュージアムをまわり、仏教とは何か考えさせられました。そして親鸞聖人誕生の地である日野誕生院に向かいました。日野誕生院ののどかな風景は、私が抱く親鸞聖人の姿に重なりました。そして最後に向かったのが宇治の平等院鳳凰堂です。思わず10円玉を取り出し、見比べてしまいました。

引率していただいた宇治先生をはじめとする諸先生方、そして京都・奈良でお世話になった方々の御陰で、2泊3日の研修旅行は濃密な時間を過ごす事ができました。感謝と感動の気持ちが一杯詰まった京都・奈良研修旅行は一生の思い出となりました。

日本語・日本文学科 丹野