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公開講座「音楽と自然によるともいき」①を開催しました。【生涯学習センター】

10月5日(日)筑紫女学園大学飛翔会館3階スクゥーヴァティーホール、及び学内高雄山遊歩道で「音楽と自然によるともいき~ガムラン・ワークショップと“筑女の森”自然観察~」を開催しました。講師は田村史子(本学准教授)先生、廣永輝彦(地域環境計画九州支社)さんです。
今回は、台風18号の接近のため、午後からの自然観察を午前にくり上げて行われました。

「ガムラン」はインドネシア人たちが生み出した合奏音楽です。まずはガムランを目の前にして、どのような音がするか予想しました。予想として、金属のきつい音、素朴な音などの意見が出ました。予想の後はいよいよガムランサポートの方々による演奏です。それは癒されるような心地の良い音色でした。演奏が終わると幻想的、神秘的、やわらかい音などの感想が飛び交いました。このガムランの音は子どもの好きな音だそうです。講師の田村先生は高校時代に初めてガムラン演奏を聞いたとき、母親の胎内にいるようなイメージを持たれたそうです。それほど心地の良い演奏でした。
演奏の後は実際にガムランに触れるコーナーです。受講者の方々は興味津々にガムランを眺め、弾いたりしていました。その後はステージに上がり、より近くで振動を感じながら全身でガムラン演奏を聴く体験もありました。

ガムラン体験の後は筑女の森で秋の木の実観察を行いました。森マップに載っていないお話も聞きながら自然に触れることができました。

ガムランは心を一つにする音楽です。それぞれの楽器に役割があるため、全員で音楽を作るのだと感じられる講座でした。

報告/人間科学部人間科学科発達臨床心理コース 1年 下川寧々(公開講座サポーター)


*次は平成27年1月11日(日)です。
自然観察では〈炭オブジェ作り〉を計画しています。

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