お知らせNews

日本語・日本文学科 公開講義(古典落語)を開催しました

日本語・日本文学科では、毎年1年生の「基礎ゼミナール」の時間に、各分野から専門の方々をお招きして公開講義を実施しています。今年は、落語家 立川生志師匠に、「日本の話芸 ~古典落語~」というタイトルでお話しいただきました。

立川生志師匠は、福岡県出身。1988年に立川談志に入門、2008年に真打に昇進し、2010年には博多座初の落語会『談志・生志 親子会』を開催、国立演芸場や各地の寄席に出演するほか、九州内でも精力的に公演を行い、RKBラジオの番組も持つなど活動されています。

公開講義では、はじめに、落語の上手(かみて)と下手(しもて)の「演じ方」、想像力を働かせる「聞き方」、ストーリーの時代背景などについて、分かりやすい説明がありました。続いて、「元犬(もといぬ)」、「紺屋高雄(こうやたかお)」といった有名な2席が披露されました。
生志師匠の熱演に、会場からはさかんに笑いが起こっていました。中には、初めて落語を聞いたがとても面白かった、興味をもったと感想を述べる学生もおり、日本の伝統的な話芸に触れる貴重な機会となったようです。

日本語・日本文学科では、このようなさまざまな学びの場を通じて、日本の言語・文学・文化を深く理解し、豊かな言語感覚・考える力を身につけるためのカリキュラムを準備しています。
これまで、専門職資格(国語教員・日本語教員・博物館学芸員)でエキスパートを数多く輩出している他、一般企業で活躍できる人材を育成してきました(平成25年度就職率95.40%)。

詳しい内容は、大学HP(http://www.chikushi-u.ac.jp/education/japanese/)をご覧下さい。