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平成25(2013)年度 第4回FD研修会を開催しました

2月10日(月)、平成25年度第4回FD研修会「学生参加型の授業づくりを目指して-アクティブでオープンな学びへの誘い-」をテーマに京都大学高等教育研究開発推進センターの飯吉透教授を講師にお迎えして開催しました。

本学で今年度取り組んできた、学生の能動的授業参加を促すためのアクティブラーニングをどのように展開したら良いかという議題で、飯吉教授からは、現在インターネット上で無償提供されている「オープンエデュケーション」の国内外の大学の事例が示されました。

学生一人ひとりの無限の可能性を認め自主性を育てるには、学びの敷居を低くして学生が自由に安心して一歩を踏み出せるような前提が大切であること、これからの人材は広い視野や洞察力に加え、専門能力が複線化を備えている「超T型人材」が求められていることなどを説明していただきました。

学生参加型の授業づくりを実現するにはオープンエデュケーションはあくまでも学生同士が学びあう機会や補習的な授業時間外に利用できる学びの底上げ的なものである。情熱を持って実直に学ぶ者が報われる社会を作るためにも、まずは「教員自身がアクティブに授業に携わる」ことが最重要だといわれたのが印象的でした。

講演を聴いた教職員からは、「学修指導の視点を改めることが出来た」「早速オープンエデュケーションを学生に紹介してみたい」「学生の学びを後押しするには身の周りに色々なヒントがある」「アクティブラーニングとはアクティブティーチングから始まるということが分かった」など、さまざまな気付きの感想が出されました。

今回の気付きを、今後のFD活動に反映していきたいと思います。