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公開講座「体験しよう!教育・保育の実際③」を開催しました【生涯学習センター】

9月14日(土)筑紫女学園大学8号館1階8103教室において、公開講座「体験しよう!教育・保育の実際③」を開催しました。講師は、人間科学部人間科学科人間形成専攻の牧野桂一教授です。

今回の講義は、「発達障害の子どもの今とこれから」をテーマとし、発達障害の子どもへの気づき方と支援の仕方を学んでいきました。

発達障害の子どもへの気づき方として、全体的に発達につまずきがあると感じる子ども、行動が気になる子ども、情緒面が気になる子どもと大きく三つに分けて考えていきました。それぞれそのような子どもに対して、保育者としてどのように接していけばいいのかを自身の実体験から教えていただきました。

発達障害について、その特性などをひとつずつ丁寧に見ていき理解を深めることができた上で、障害を持つ子どもとのかかわり方のポイントや実践的なアドバイスが多くあげられました。先生や保護者など、その子どもの周りにいる大人たちができることはたくさんあるのだと気づかされました。

最後に、障害を持つ子どもとの向きあい方において大切なこととして挙げられた「あせらない、あわてない、あきらめない」「否定しない、強制しない、丁寧に向きあう」という言葉は何より為になったのではないでしょうか。2時間の講義があっという間に感じられるくらい楽しく、たくさんの知識と情報を得られた有意義な時間となりました。今回もたくさんの方に参加していただき、ありがとうございました。

報告/文学部日本語・日本文学科3年 篠原明梨(公開講座サポーター)

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