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公開講座「メディアの現在と社会情勢」を開催しました。【生涯学習センター】

11月17日(土)、福岡市天神にある福岡国際ホールにおいて、公開講座「メディアの現在と社会情勢」が行われました。
講師はジャーナリスト兼編集者の竹田圭吾さんです。

今回の講座では、激変するメディア情勢の現状や課題、未来について実際のニュースやtwitterなどを題材にして解説されました。

現在のメディアは新聞やテレビから一方的に発信された情報をただ受信するだけでなく、自らが当事者となってニュースに「参加」「体験」するものになってきています。それはtwitterやfacebookなどのソーシャルメディアの登場により実現したもので、ネット配信やツイートを通して誰もがニュースを発信できるようになったのです。このように、現在のメディアはソーシャルメディアによってその在り方が変容し、ニュースの受発信の仕方が多様化しているということでした。

メディアの課題ではマスコミを支配する同調圧力や報道の内容をしばる空気について言及されました。竹田さんは世論の作り出した空気に同調し自己検証や解析を行わない報道や、イメージ映像やBGMによって心象操作する決めつけ報道などを問題視されています。具体的に東日本大震災での放射能物質の拡散やTPPなどの報道を題材に解説され、現在のメディアにおける課題が詳しくわかりました。

最後に、メディアの未来ではニュースの発信サイドと受信サイド双方について提言されました。発信サイドはただ事実を報道するのではなく、ニュースの編集や問題提起機能の強化を必要とし、受信サイドはニュース報道を相対化してみる力を築く必要があると提示されました。

質問では、情報を得るうえでのアドバイスを求める声や、ニュース報道の相対化をするには具体的にどうすればよいか尋ねる声などが上がりました。受講者の皆さんは熱心にメモを取りながら聞かれており、改めてメディアに対する関心の高さをうかがい知ることができました。

報告/文学部日本語・日本文学科3年 古家美沙(公開講座サポーター)

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