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公開講座「体験しよう!教育の実際」②を開催しました。【生涯学習センター】

9月8日(土)筑紫女学園大学において、公開講座「体験しよう教育の実際②よりよく生きるために」が開催されました。
講師は本学人間科学部人間形成専攻准教授の安恒万記先生です。

はじめにユニバーサルデザインとはどんなものがあるかについて考えました。たとえば、シャンプーかリンスの区別がつくようなデザインや、右利き左利き関係なく使えるはさみ、簡単な力でできるホッチキスなど多くのユニバーサルデザインがありました。
次に小学校の教育現場でバリアフリーについてどのように学んでいるのかを、教科書の中から探してみました。小学校6年生の「社会科」では「ノーマライゼーション」や「バリアフリー新法」なども出ていました。
また、ユニバーサルデザインの定義や原則なども学び誰にでも公平に利用できるものだということがわかりました。電車の優先席のマークも高齢者だけではなく、子ども連れの人や妊婦さんなど色々な状況の人がデザイン化されたマークになっていることが紹介され、ユニバーサルデザインの考え方が広がっていることがわかりました。

実際に車椅子を使って、生活の中のバリアを探す体験もしました。外が雨だったため、建物内で行いました。自力走行は馴れていないとエレベーターの乗り降りも難しく、段差に設けられたスロープ体験では、傾斜がきついため思っていた以上に車椅子のスピードが速くとても怖かったです。

最後にユニバーサルデザインのまちづくりについて学びました。

この講座で、いろいろなユニバーサルデザインがあり、普段何気なく使っていたものや、初めて知ったユニバーサルデザインが多くありました。見たことがあまりないものが多くあったので、どこのお店でも買えるようにもう少し工夫が必要ではないのだろうかと感じました。 

レポート/人間科学部人間科学科人間形成専攻初等教育コース1年 本郷真実(公開講座サポーター)

 

*今後の予定は、以下のとおりです。
③ 9月15日(土) すてきな先生になるために
講師:松本和寿(人間科学部准教授)

 

●公開講座の詳細・受講申込みはこちら↓↓↓↓
http://www.chikushi-u.ac.jp/campaign/lecture/