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岩手ボランティア研修報告 第2弾

3月18日より3月22日までの4泊5日、学生17名、引率教員1名で東日本大震災被災地ボランティアに参加しました。
第1弾は2月20日から24日までの4泊5日実施

その時の様子を3名の学生がレポートしてくれました。

 

日頃からニュースや新聞などを通して被災地を見ていましたが、実際に地震や津波の爪痕を目にすると、あまりの被害の甚大さに言葉が出ませんでした。

私たちはよく一括りに“被災者”と言いますが、一人一人違うストーリーがありその想いを大切にしなければならないと思います。

今回のボランティア活動を通して、私は様々な光景を目にし、多くの人との出会いから自分が“東日本大震災”とどの様に向き合っていくのか真剣に考え始めることができました。
簡単に答えが出るものではありませんが、この活動で感じたことや学んだことを決して忘れずに、新たに出会った方々との繋がりを大切にしながら、今後とも自分に出来ることをやり続けていきたいです。

人間福祉学科4年 井川 智美

 

震災ボランティアに行かせていただき、たくさんのことを学ぶことができました。
行く前は自分に何が出来るのか不安でした。しかし、がれきの撤去をしたり、お弁当を作って在宅訪問をしたりする中で、「遠いところから来てくれてありがとう」、「あなたたちのおかげで元気になれた」という言葉を掛けてくださり「行って良かった」と心から思いました。

2011年3月11日の震災の日は、家、車、そしてたくさんの命が失われ、想像以上に胸が痛む現実が起こっていたことを改めて感じました。そして1年経った今でも、まだ人が住める状況になっていないのが現状でした。早く東北に明るい未来が訪れるよう、これからも努力していきたいと思います。
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

英語学科4年 豊福 希美

 

私は、教師になった時に、誰かから伝えてもらう情報だけではなく、自分の肌で感じたことを、自分の言葉で子どもたちに伝え、共に考えて行きたいという想いから、岩手県でのボランティアに参加しました。

現地では、被災された方やボランティアの方など、さまざまな方とかかわる機会を持ちました。また、瓦礫の山や、ご遺体が捜索されて運び出されたいくつもの建物などを目にしました。

このような中で、自分の発言や行動を反省し、自らの考えを見つめ直しました。今回の活動を通して、考え、感じた多くのことは、まだ整理できていないものもあります。
しかし、東日本大震災が問う多くのことから逃げず、忘れることなく考え続けていきたいです。そして、今回のボランティアで出会った一人ひとりの方を想い、これからもつながっていきたいと思います。

人間福祉学科4年 松尾 望