海外留学レポートReport from Overseas

我愛台灣

Mar . 2018

台湾に旅立つ日、ずっと目標にしていた留学という夢が叶うことが嬉しすぎて不安は全くありませんでした。1年間も日本を離れるという実感がなく、なんとかなるだろうという気持ちと1年後成長した自分を想像し期待でワクワクしていました。留学開始から1ヶ月が経ち、台湾での生活にも慣れ友達もたくさん出来ました。留学前、台湾人は親日家で優しい人ばかりと聞いていましたが、本当に皆さん優しく接してくれます。特に、ルームメイトや大学で知り合った台湾人の友達は親切で感動しました。困ったことは無いかと向こうから聞いてくれます。また、台北に行く計画をしているとバスのチケットの買い方やホテルの予約、電車の乗り換えの方法まで細かく丁寧に教えてくれました。「台北に着いて困ったらすぐに電話してね」と言ってくれて、本当に感激しました。この1ヶ月間はたくさんの台湾の友達がいろんなところへ連れて行ってくれました。留学生用のイベントもあり、遊園地、高美、夜市などいろんなところへ行き毎日楽しく過ごしています。

また、授業が始まって約3週間が経過しました。中国語の授業が1日3時間と1コマ2時間の選択授業が週に3コマ、日本語学科の授業をボランティアで1コマ受けています。日本語学科の学生さんと受ける授業が多いのですが、みんな日本語がとても流暢で私よりも上手いのではないかと思ってしまうほどです。すごいのは日本語だけでなく、日本への関心が強いこと、とても積極性があります。毎回感心すること勉強になることが多くあります。中国語の授業に関しては、最初にテストがありクラスが振り分けられました。授業開始当初は全て中国語で行われる授業についていくことに不安がありましたが、今は授業にも慣れ、聞き取りも以前より容易に感じられるようになってきました。クラスは多国籍でとても楽しいです。留学に来てすぐはルームメイトや台湾人の友達との会話はほとんど英語でしたが、リスニングに慣れてきたこともあり最近は簡単ですがほとんど中国語で会話ができるようになりました。ですが、会話が難しくなるとついていけず、台湾人同士の会話は速くて十分に理解できないことが多いです。中国語で話す際も文法が間違っていたり、単語が出てこないことが多いので早く台湾人の友達と中国語でスムーズな会話が出来るように今後も努力を続けたいと思います。

また、今年から留学生のプログラムが少し変更になっていました。寮や授業数も変更になるなど留学後に知って戸惑ったこともありましたが、以前留学されていた先輩方や靜宜大学の留学生サポートセンターの方々から情報をいただき、履修などは問題なく終えることができました。現在は特に不安なく毎日楽しく過ごしています。いつも人の暖かさに触れ、留学生や台湾人学生の頑張りをみて刺激を受けています。1年間の留学になりますが1年といっても人生の中の1年と考えればすごく短いです。この短い期間で留学に来られることの幸せさを理解し、様々なことに挑戦していきたいです。中国語の上達につれもっと楽しみが広がっていくと思うのでたくさん友達を作り遊びも勉強も全力で楽しみたいと思います。