海外留学レポートReport from Overseas

2月に入りました

Feb . 2018

 2月に入りました。去年の2月末に韓国にやって来て、今月で約1年間韓国で生活してきたことになります。韓国の寒さにも慣れ、日本に帰国したら日本の気温は暖かく感じるんじゃないかと考えています。

 

 留学生活最後の1ヶ月は、中間試験、韓国語能力試験、期末試験と試験が立て続けにあり、忙しくあっという間に1ヶ月過ぎてしまった気がします。留学の集大成としても頑張って試験勉強をしつつ、残り1ヶ月は悔いのないようにしたいことして、食べたいものをいっぱい食べようと決めていました。全てができたかはわかりませんが、勉強も生活も濃密した1ヶ月であったと思います。

 私は語学堂に通っている期間だけ、日本語を教えるボランティアをさせてもらっていました。小学生のお孫さんとそのおじいさんのお宅に訪ねて基礎レベルの日本語を教えるボランティアです。韓国の家に行くのは今回が初めてで、いつも見ている韓国ドラマの家の中のようでした。2人はほとんど日本語ができないため、韓国語で日本語を説明するのですが、それが思ったより難しく、少し苦戦しながらも自分なりに一生懸命やりました。留学中、同年代の人と関わることはありますが、小学生や高齢の方と面と向かって関わる機会はほとんどありませんでした。ですが、このボランティアを通して、小学生の子と高齢の方と関わり、勉強を通して、お話ししたりお菓子を食べたりと交流を持てたことはとてもいい機会を与えてもらえたなと思いました。留学の最後に、とても貴重な出会いができたと思います。

このボランティアをしたことで、日本人としてもう一度日本語というものを見直す機会にもなったと思います。

 

 今日、2月10日に留学でずっと過ごしていた学校内の寮の引っ越しがあり、外の寄宿舎に移動しました。学校内寮は狭く、洗濯やご飯を温めるために1階まで降りないといけない、長期休みのときなぜか寮のコンビニは土日休業、、など探すといろんな不満があった寮だと思います。しかし、留学の生活という面での思い出はほとんどがこの寮に残っています。不満もたくさんありましたが、愛着のある寮であったので、もうこの寮には入れないんだ、管理のおじさんたちにももう会えないのかと思うと、すごく寂しく悲しくなりました。

 

 ほんとにほんとに、留学がもう少しで終わってしまいます。改めて留学に来ることを認めてくれた両親や、応援してくれた妹、友達、先生、そして韓国でいろいろ助けてくれた人たちに感謝し、元気に日本に帰ろうと思います!!