海外留学レポートReport from Overseas

留学生活最後の月

Jan . 2018

 いよいよ韓国での生活も最後の月となりました。帰国を前に日本人留学生でご飯を食べに行ったり、山口さんと相良さんと三人でソウルに遊びに行ったりしました。約一年間の間で慣れ親しんだ仁川の町や、沢山遊びに行ったソウルの街並みと少しの間お別れするのは寂しいです。今度韓国に来るとしても観光としてくるので、生活の一部として感じていた韓国ももう感じれなくなるので不思議な感じがします。修了式で修了証をもらった時は、まだ留学が終わることや、日本に帰国することの実感はあまり湧きませんでした。そのあとの期末テストが終わって、クラスメイトと写真を撮ったり、ご飯を食べたりしても実感がわきませんでした。ですが、後期の間一緒になったルームメイトと部屋が別々になったり、日本に荷物を送ったり、荷造りをしながら徐々に留学生活が終わるんだという実感が湧いてきました。一番実感したのは帰国の前日でした。山口さんと二人で最後に近くの繁華街までご飯を食べに行った時に、あぁもう帰国なんだと感じました。またいつかみんなで仁川に集まりたいです。

 クリスマスと年末は大坪さんと二人で過ごしました。ゲストハウスの近くにあった日本食屋さんの料理人さんが福岡の人で、カレーやケーキをサービスしてくださいました。釜山や久留米にもお店を出される予定だそうなのでまた行く予定です。大晦日には山口さんと大坪さんと三人でサムギョプサルを食べながらお互いの出来事を話しました。1日はおせちが食べられないので日本食を食べに行きました。韓国の街はいつもと変わらない1日で、日本みたいにお正月のお祝いはしていませんでした。韓国でのお正月は二月の旧正月なので出勤してる方も多かったです。年初めにはアイドルのショーケースも見ることができたのでよかったです。

 韓国で最後に食べたご飯はジャージャー麺です。たまに無性に食べたくなるこの味がしばらく食べられないのは残念ですが、韓国にきた時の楽しみが増えました。留学中に仲良くなった友達になかなか会えないので寂しいですが、きっとまた会えるのでそれを楽しみにしています。韓国での生活は今まで変化がなく生活してきた私にとって、多くの刺激を受け、自分なりに成長を感じることができた良い一年でした。きっとこの経験は将来自分の役に立つので、韓国での経験が無駄にならないようにこれからも、いい意味で変化できるようになりたいです。