海外留学レポートReport from Overseas

あっという間の留学生活 

Jan . 2018

気が付けば留学生活もあと数日間という時期になってきました。振り返ると約1年前は先輩に留学生活について沢山のことを質問していて楽しみ半分、不安半分という気持ちでした。あの頃は留学生活を終えた先輩がすごく頼もしく思えて羨ましかったことを覚えています。実際に留学生活を始めてみると時間が過ぎるのは早く、ドキドキしながら台北の空港に降り立ったことを今でも鮮明に覚えています。なので、あと数日で台湾での生活が終わるという実感が全くありません。

 

 12月はクリスマスがあったので学校ではクリスマスにちなんだ行事がたくさんありました。私はバーゲンとマラソン大会に参加しました。バーゲンでは豚汁を作って販売しました。食材調達から販売まですべて自分たちで作り上げたので大変でしたが開始2,3時間で完売でき、一般の方ともふれあうことができたので良い経験になりました。

 マラソン大会は学校の敷地内を2.5キロ走るというものでした。静宜大学は坂に連なって校舎が何棟も建っているので、コースの半分以上が上り坂だったので想像以上にきつかったです。しかし、キャンパスが2.5キロある中で通ったことのない道を走ったりと、帰国前にして新たな発見がありました。また、校内のマラソン大会と甘く考えていたのですが、ものすごく本格的な装置があったことにも驚きました。それにはゴールをしてから気づいたのですが。スタート前に受付をした時、シューズに名前と個人番号の書いてある紙を付けました。されるがままに付けていたのですが、この紙にはその人がスタートとゴール地点を通過した時間が記録される機能が付いていました。センサーを利用して参加者約1000人分のタイムがコンピュータで秒単位で細かく管理されていたので驚きました。校内のマラソン大会で生徒と教員しか参加しないのに、こんなに大がかりにするなんてと感動しました。

 

年越しはせっかくだからどこかに行こうと友だちと話し合っていたのですが、結局年明け2日から授業が始まるからという理由で、寮で過ごすことになりました。デリバリーでケンタッキーを頼んで部屋で友だちと食べた後、年越しの瞬間は外に出て花火をして迎えました。今まで家族以外の人と年越しの瞬間を迎えたことがなかったので楽しかったし、そんなに寒くもなかったので2018年という実感は全くありませんでした。でも、2018年になった瞬間いろいろな場所で花火が打ち上げられたので、日本とは違う新年の迎え方だなと感じました。