海外留学レポートReport from Overseas

First Graduation

Dec . 2017

 先月から毎日のように、気温はマイナスと0℃以上を前後しています。初めは6~7℃でも寒いと感じていましたが、今では慣れてしまって7℃ぐらいまで気温が上がると、暖かいと感じるようになりました。少しずつではありますが、こちらの気候に慣れてきたのかなと思っています。しかし、カナダの冬はこれからが本番なので、しっかり着こんで対策していこうと思います。

先日、無事にFinal Examを終えました。この12週間学んできたことを自分の力として発揮する良い機会でした。先生は、私の“University Education in Japan”というエッセイトピックに興味津々で、楽しみにしていると言われました。すごくプレッシャーに感じていましたが、他の人の考えなどを引用して比較したり、他の人が持っている意見に自分の意見をぶつけてみたり、と今までにしたことがなかったことができたので良かったです。自分の意見をサポートするためにたくさんの資料を集めていましたが、それでも私が記した結論は弱かったらしく、答案は赤インクでいっぱいでした。自分のこれからの課題が見つかったので、この赤インクだらけの答案は先生から自分への最後のアドバイスとしてありがたくいただこうと思いました。

そして昨日、12月7日は卒業式でした。この3ヶ月がすぎるのはあっという間で、早すぎると思うくらいです。私はクイーンズ大学に来てから、なるべく多くの人に関わりたくて、暇さえあればアクティビティーに参加し、人の役に立ちたいと思いボランティアに参加しました。卒業式では、放課後アクティビティー参加率第2位の賞をいただき、さらにVolunteer Awardという賞もいただくことができました。まさか、自分が何気なくしていたことを表彰していただけるとは思っていなかったので、大変光栄に思っています。ホストファザーも式に参加してくれていて、“I’m proud of you.”と言われたときには本当に頑張って良かったなと感じました。

この3ヶ月間、たくさんの壁にぶつかってきましたが、それを乗り越えてこれたのは、先生や友達の優しさ、そしてホストファミリーの支え、日本の家族・友達からのエールのおかげです。まだ私の留学生活は3/4残っています。これまで以上の苦しみに出会うかもしれませんが、一人じゃないと思うとどんな困難も乗り越えられそうな気がします。残念ながら、その友達もほとんど日本やその他の国に帰ってしまいます。Fall Sessionは日本人が多いと聞いていて、カナダに来る前はとても心配していましたが、他の日本人から学べることは多く、自分の目標となる人ができたので、今では私に刺激を与えてくれたことにとても感謝しています。いつでも私が悩んでいるときにはそばで見守って支えてくれた仲間に感謝です。たくさんの感謝が溢れる3ヶ月間の思い出は私の心の支えになると思います。お別れは本当にさみしいですが、日本カナダでお互いに支えあいながら、高めあいながら次のWinter Sessionも頑張っていきます。これから約1ヶ月間の冬休みに入るので、一生懸命勉強して新学期に備えようと思います。