海外留学レポートReport from Overseas

カナダ生活1ヶ月目

Oct . 2017
カナダに来て1ヶ月が経ちました。9月5日の出発の日、たくさんの友達が福岡空港へ見送りに来てくれて、不安でいっぱいだった私を安心させてくれました。家族は私に涙を見せたくないからなのか、早くに送迎デッキに行ってしまいましたが、出発の瞬間に心から「いってきます」を伝えたつもりなので届いていると良いなと思っています。
実は、この1ヶ月の間ですでにステイ先が変わってしまい(ステイ先に問題があったから移動したというわけではありません)、今は2軒目の家で生活しています。最初のステイ先は、スイス人と韓国人の女の子と同じでした。2人とも同じQueen’s Universityなので、学校が始まる前から友達ができてうれしかったです。しかし、うれしい気持ちと同時に少し残念な気持ちがありました。自分から声をかけて新しい友達を作ることが、消極的な自分から積極的な自分にチェンジする一歩になるのではないかと考えていたからです。私のカナダでの目標は英語力を伸ばすこと、消極的な自分を変えることです。「友達作りで消極的になる」作戦は失敗に終わってしまいましたが、まだまだ自分を変えるチャンスはたくさんあると思うので、1つ1つくみ取ってこれから成長していきたいと思います。
学校もすでに1ヶ月通っていますが、未だに英語のみの授業になれておらず、苦労苦労の毎日です。私のクラスの先生はおそらく宿題が大好きで、毎日たくさんの宿題に追われています。そして毎日のように宿題や教科書についてのディスカッションを行なっています。内容は、‘オリンピックやワールドカップを行なう利点や欠点’‘教育について’‘なぜ人は衝動買いをしてしまうのか’などです。どれも、今までに考えたことのなかったものばかりで、自分の知識のなさに失望して落ち込むことも多々あります。また、日本にいるときにディスカッションをしたことがないのでどうやってディスカッションに入り込めば良いのかもわからず、なかなか発言できません。自分の英語力の低さ、発言力のなさには本当に腹立たしささえ感じています。私のクラスは16人クラスで、8人が日本、7人が中国、1人が韓国からの学生です。これまでの授業で日本人と中国人の違いを強く感じました。日本人は自分の英語力を心配しすぎて、また、日本人特有の消極さにより発言回数がとても少ないです。中国人はたとえ文法が正しくなくてもお構いなしに自己主張を続けます。今は中国人に圧倒されてばかりですが、いつかは追いつきたいです。続けることが成長へつながると信じているので、たとえ途中でくじけそうになっても諦めずに何度も立ち上がりたいと思います。まだ1ヶ月のように感じますが、「もう1ヶ月」です。正直、この1ヶ月は自分のマイナスな部分ばかりを見つけて後悔してばかりで何も成長を感じていません。来月の報告書では、少しでも成長した自分を語れるように大切に2ヶ月目を過ごしたいと思います。

話は突然変わりますが、10月9日はカナダのThanksgiving Dayで学校がお休みなので3連休を利用してナイアガラの滝まで観光に行ってきました。当たり前かもしれませんが、何で見るよりも直接見た方が大迫力で感動しました。カナダに来る人には絶対に逃してほしくない観光スポットです。