インドに行っていちばん印象的だったのは、格差と道路などの整備が行き届いていないところでした。道路で物乞いをする大人や子供、一日何十円で生活をする人々もいれば、ショッピングモールで高級な品物を買うことの出来る生活をしている人々もいることを知りました。道路は基本的にがたがたであっても整備されていたけれど、少し端によるとパイプなどの管がむき出しになっていたり、日本では絶対にありえない車の運転をしていたりと発展途中なのだなとつくづく思いました。ほかにも発展途上国であるが故の問題は確かにたくさん目につき、そのたびに私達個人が問題解決のために何ができるのかを考えていきました。私にできるいちばんのことは、伝えていくことではないかなと思いました。今回私はインドに行くことができました。けれども、私の身近にも海外に一度も行ったことがないという人はたくさんいて、その人達は日本以外の国がどのような現状であるか知る機会が少ないのだから、そのような人々に話して共有して一緒に考えることで、できることは増えていくのではないかなと思いました。問題も多くあったけれども、列車のなかで偶然隣に座ったインド人の方と話をしてもりあがったり、遺跡で一緒に写真を撮ろうと言われたりと、現在の日本で生活しているなかではあまり感じることのできないあたたかさを感じることもできました。