海外留学レポートReport from Overseas

確実に自分のwriting skillが向上していることを実感しました。

Mar . 2013
日本では桜が見頃であるだろう4月に入ってからも、カナダではまだまだ防寒具が欠かせない天候が続き、未だ夜は冷え込みが厳しいままです。しかし、日中の日差しは確実に春らしさを感じます。福岡で野生のものを見ることのなかった雪割草もあちこちで見られ、これからこちらの春の写真をたくさん撮ることができることを告げていてとても嬉しく思います。
3月はなにもかもにfinalと名のつくような慌ただしい月でした。授業の進行速度も早くなると同時に、さらに難しい内容を学習するので復習と宿題だけをなんとか終わらせるのが精一杯の日も多々あり、今までで一番体力的にも精神的にも厳しい月だったと感じています。現にこちらにきて初めてインフルエンザにかかってしまったため、学校を何日か休む羽目になってしまい体調管理の大切さを何よりも痛切に感じさせられました。それでもなんとか課題をこなし、break後から6週間かけて書き上げるessay projectにもケリをつけることができた時にはもう達成感と疲労感でいっぱいです。終わったあとはしばらく何もしたくない、というのが正直な気持ちでしたが、授業はcore classだけでないためgraduation目前までどたばたと落ち着きませんでした。そしてこんなことを書くと自分を過大評価しているように見えますが、今回のessayを書き上げて確実に自分のwriting skillが向上していることを確かに実感しました。主題としては同じFeminismを基盤としていたのですが、last sessionにかいたessayを読み返してみると拙さが目立って頭を抱えたくなります。文法ひとつとっても今期のほうがよりacademic essayらしくなっているため、次期の授業でさらに力をつけられるよう努力しようと思います。
あっという間にgraduationを迎え、同期の半数は帰国する中、次が自分にとっても最後だということを強く感じさせられたのが筑女の新しい授業時間割を眺めた時でした。シラバスの閲覧時期が限られているために一応の時間割は組んでみたのですが、やはりいくつかの教科に不安がありました。2年の後期からこちらで勉強している間、メディア学科としての情報系教科の勉強はほとんどできていないといっていいと思います。自分の興味・得意分野は情報系というよりも英語系に近いことは自覚していますが、日本に帰国次第今までできなかった情報系教科の遅れを取り戻さなくてはなりません。あと1学期、英語だけに集中して勉強できる環境を生かすも殺すも自分次第です。自分の将来に繋げることができるよう、しっかり取り組んでいきたいと思います。